いよいよ明日から、南アフリカＷ杯が開幕する。サッカーファンにとっては４年に１度のお祭りで、自分には
過去の大会を思い出すにつけ、その頃の自分が何をしていたかも同時に脳裏に浮かんでくる。それは感慨深く
もあり、せつなくもあり、何とも言えないのだが、懐かしい気持ちに包まれるのも悪くない。
９８年は、まだサッカーに深い興味を持っていなかったから、とにかく新鮮だった。０２年は韓国へ行き優勝した
ブラジルの１次リーグ試合（対トルコ）を観戦した。間違いなく、今まで生観戦した中での最高クラスであり、
両チームの強さに感嘆した。（トルコもいいチームだった）
ちなみに、スペイン対スロベニアも観戦したが、スタジアムの雰囲気、試合内容はブラジル戦ほどの印象が
無い。ただ、試合後の花火がどでかく、間近で上がっていたのには正直びびった（笑）バスでの長距離移動
（韓国内を５時間）も忘れられない、と言いたいが仲間ともども全員爆睡して覚えてない！（笑）
０６年はちょうど、職場に自国から研修でやってきたドイツ人がいた。彼はサッカーファンで、毎日拙い英語を
駆使して、Ｗ杯の話をしていた。これはいい思い出だ。彼と海外のビールを飲ませるお店に行って、ドイツや
ヨーロッパ諸国のビールをガンガン頼み、Ｗ杯の試合をいっしょに見たことは貴重な体験だ。できれば、もう一度
彼と飲みたいなあ。まず無理なんだけど。
そして１０年。今回は、どんな思い出とともに記憶に刻まれるのだろう。今から楽しみだ。今回も、仕事がらみの
思い出ができるかも、なんて予感していたりもするが果たして？明日からはお祭りの１ヶ月だ。
ｐｓ 日本代表、ついに本田の１トップか…その起用の是非は別として、一度も試したことが無い布陣を、
いきなり本番でやるという考え自体が、私には解せない。仮にそれで結果が出たとしても、それは特定選手の
頑張りによるものであって、「個の成果」でしかなく、将来につながるとは思えないのだが。
ま、そんな「応急手当的対処」でも、負けるより勝つほうが、先にはつながるという考え方もある。とにかく今と
なっては、「選手達を信じて」応援したい。まずは「自国開催以外での初勝利」。これが目標だ。
