テレビでナビスコカップ準決勝を放送していたので、録画して見た。勿論、川崎の研究が目的だ。中村憲が
不在だし、中２日でコンディションは横浜が有利、と好材料はあるも地力は向こうが上。横浜が勝つには、どう
いう展開なのだろうか。
川崎は攻撃力が売りだけど、中でも「縦の速い攻め」が特徴だ。ブラジル人２人と黒津あたりは個人で打開が
きく選手で、スペースを与えると怖い。反面、遅攻にはあまりアイデアが無く（中村憲不在も大きい）、そんなに
恐れることも無い。ＳＢは意外に上がってこないが、両サイド共にスピードがあり警戒が必要だ。
守備は、ボランチの強さが目立つ。稲本は運動量はないけど急所を見極め、体を張るプレーがうまい。もう
一人は誰が先発するか分からないが、運動量のある攻撃的な選手で来るのでは。逆にＣＢは大したことない。
高いラインを取ってくるけど、裏は狙い目だ。ナンちゃんには積極的に仕掛けて欲しい。
岸野さんは戦い方を変えないので、中盤でのガチンコ勝負を挑みそう。そうすると、両ＳＢの差で横浜がやや
苦しい戦いになると予想する。森、小宮山の２人を止めるのは苦労しそうだ。ブラジル人の攻めには勿論、
うちが勝つなら、カウンターでの裏を取る攻めか、バイタルエリアをドリブルでかき回す攻めが決まった時かと
想像する。ナンちゃん、カイオ、エデル、寺田あたりに期待したい。撃ち合いでは厳しいから、ロースコアでの
勝利が理想的。そのためにも先制点が欲しい。体力的優位を主張し、９０分間で走り勝つ。これが戦略に
なりそうだ。
