横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

2010秋華賞・考

 今月は私的に忙しくて、競馬検証の時間は圧倒的に不足。なので最低限のことだけ考えてみた。それは勿論、
2頭のオークス馬の解釈だ。
 
 アパパネ桜花賞1着からのオークス勝ち。そしてローズSでは未連対掲示板着順歴。これを見れば誰もが
スティルインラブを思い浮かべるだろう。それ自身は、間違っていないと思う。
 
 対してサンテミリオンオークスTR・フローラS1着からのオークス勝ち。その後は未出走である。これは
カワカミプリンセスを思い浮かべるわけで、これまた間違ってはいないだろう。
 
 では、先輩2頭と今年の彼女らは何が違うのか?となるが、その答えはいくつかあるだろう。その中で今回は
「ローズSが違う」という部分を取り上げたい。そう、先輩達の世代はローズSが2000m戦。今は1800m戦。
この違いは案外馬鹿にできないものなのだ、と考えるわけで。
 
 そもそも、何でオークス馬が2頭誕生したのかなあ?と考えてみると、彼女らが秋華賞へ向けたステップの
踏み方がその意思を表しているように感じる。(国際)となった春季クラシックを獲得した彼女らは、ここで
示さねばならないことがある。そう仮説を立ててみたい。
 
 だとするならば、2000→1800mに短縮したローズS4着のアパパネが、秋華賞で1着するとは考えにくい。
むしろ、距離短縮化ローズSで先輩と同じことをやってきたのだから、狙いは2着席か…とも言えるか。
 
 サンテミリオンは、既に2000mGⅡを勝利しているところが先輩との最大の違い。先輩はその条件を避けて
通ってきたわけで…先輩が勝利した1800mオープン戦は、サンテミリオンがその生涯で「唯一」取りこぼした
競走条件でもある。ここに、対立の構造が透けて見える。
 
 ローズSが1800mに変更となった2007年以降、秋華賞の優勝馬には単純な共通項がある。その観点から
考えれば、今年は
 
 
 この中に優勝馬がいると結論づけた。あまり馬券を買うつもりはないが、ちょっとだけ遊んでみるか。