横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

強さと脆さ

 アウェイ鳥栖戦は4-4で引き分け。0-3から一度は逆転するも、終了間際に追いつかれるという珍しい
試合展開。今年の横浜は、こういったドラマティックな試合が多い。
 
 前半は最悪のデキ。柳沢の負傷退場は痛かったが、これは今までの蓄積した疲労からか?川崎戦で疲れが
ピークに達してしまったのではなかろうか。次節以降、右SBの層が薄い横浜には、誰を使うかは重い課題だ。
他の選手も動きが鈍かった。スタメン固定が悪い方向に働いたようで…前半で3失点とはね。
 
 しかし後半、交代選手や川崎戦に出ていなかった選手が奮闘し、流れを変えてくれた。ハヤは自分のミスを
帳消しにし、ナベは川崎戦の鬱憤を晴らすゴール。カイオも意地の2得点。普通ならこれで勝ったとしたものだ。
だが…(川崎戦と同じだよな、この文章)
 
 若い阿部がやってしまった。時間帯を考えれば、最も避けるべき選択を取ってしまった。クリヤもよし、GKに
返すもよし、ファウルで相手を止めてもよし。どれかは可能だったのではないだろうか。川崎戦同様、最後を
うまくクローズできないのは、今年の横浜FCが持つ短所である。06年のような、したたかさはない。
 
 でもその代わり、06年には無かった爆発力は秘めている。若いチームの長所である。この試合も、イケイケに
なった時の力を強烈にアピールしたと思う。この長所を失わずに、試合を締める精神力や老獪さを身につけて
いって欲しい。昇格するチームは、DFのポカを1試合に2度はしないものだから。
 
 次の千葉戦も、爆発力を期待している。特に先発で久しぶりに出場できそうな西田の意地に。