一気に11位に浮上した。土曜の試合は、2-0で完勝だったが危なげない試合運びを見せていた。
好調の要因はいくつかあるけど、最も大きいのは守備が我慢できるようになったことだと思う。単に
4試合連続無失点だったからではなく、「シッカリ守備をしていれば、先に点を取れる」という自信がチームに
出てきたように見え、それが攻守ともに安定感をもたらしているんじゃないかな、と。
結局、「得点力不足」は守備陣に重圧を与え、「先に失点しそう」という疑念は攻撃陣に焦りをもたらす
わけで信頼感をお互いが持てるようになれば、歯車はスムースに回るのだ。攻撃で言えば、左サイドの
野崎⇔宮崎コンビが躍動することで局面を打開していることが大きい。守備では前線からの激しいプレスに
DFラインがシッカリと応えて、ピンチの芽を摘むという組織的な動きが安定してきた。CBコンビが賞賛される
ことが多いが、私は影のキーマンは藤田優だと思っている。
現在の戦い方なら、どこが相手でも互角以上にやれそうだ。この調子で9月も!!と行きたいが、こんな
いかにして乗り越えるか。難しい課題だが、今の彼らならやってくれると信じよう。