横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

お立ち台が泣いてるぜ

 ニッパツ三ツ沢での札幌戦は、0-2で完敗。開始10分で2失点し、事実上、この時点で勝ちは無くなった。
だって、ここ3試合で1点しか取れてなかったチームなのだから・・・
 
 7000人あまりが来場した神奈川区民デー。区長の「神奈川区民デーでは4戦4勝」の挨拶に、スタジアムは
盛り上がった。いい雰囲気でのキックオフ。しかし、その空気に選手たちが反応しない。わずか1分で失点。
(たぶん、1分経ってない)サポの後押しが足りない、との論調も時々見聞きするが、さすがにこの失点を
見ては、それが的外れなのだと考えざるを得ない。この失点で、いい雰囲気は台無しに。
 
 せめて、この失点で目を覚ましてくれればよかったが、そんなこともなく2失点目を喫する。スンジン、西嶋の
不在で、またもDFラインはベストの状態でなかったのは事実だが、初めての編成でもないのに、一体、何故
こうなってしまうのか。サッパリわからない。
 
 前がかりになった横浜も、チャンスは作った。しかし黒津のシュートはバーを叩き、跳ね返りをジャンボが
狙うも決められない。他にはチャンスも無く前半終了。後半、3バックにして攻勢に出るが、ゴールを割れない。
田原のヘッドはさすがに決まったと思ったが、これもバーを叩く。三ツ沢ではホントに「枠にすら飛ばない」。
 
 試合終了後、とうとうゴール裏は「無反応」という最も厳しい態度で接していた。ホームでこれほどまで、
盛り上がらない試合ばかりでは、無理も無い。負けるにしても、得点があれば観客も喜びを味わって帰ることが
できるが、それもない。観客に感動を与えられなければ、次は来てくれない。恐れるべき事態だ。
 
 「内容は悪くない」という台詞が聞かれる。確かにそうかもしれないが、ここまで結果に結びつかないと、
言っている当人も、それが段々信じられなくなってくる。選手たちにそういう気持ちが芽生えることを、最も
危惧する。さすがに、そろそろ勝利という結果が出ないと、今年のチームが崩壊するかも・・・不安は消えない。
 
 開幕までに描いていた「チーム像」は、最早、跡形も無い。そろそろ、現実と折り合いをつけることを真剣に
考えるか、今年を準備期間として費やすかの、選択が迫っているのかもしれない。自分はどちらの選択でも
応援することに変わりはない。(個人的には、妥協した戦い方はあまり見たくないけど)
 
 せめて、ホームでは、観客を喜ばせて欲しい。そうでなければ、未来を切り開くことすら、ままならなくなる。
そのためには、まず「積極性」。リスクを恐れず、踏み込んだ戦いを期待する。無得点で負けるより、勝ちに
いって競り負けるほうが、先につながるのではないか?点が取れない焦りに負けているようじゃ、J1昇格なんて
無理だろうから。