横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

You can fight , but ・・・

 ホーム・ニッパツ三ツ沢でのG大阪戦は2-2で引き分け。J2三ツ沢では最多の12490人が盛り上がった
劇的な試合展開で、初めて来た人には面白かったのだろうと思う。一方で、毎試合見ているサポには、複雑な
気持ちも芽生えたのではなかろうか。それは最後に。
 
 試合はまだ目が覚めてない感じのガンバがミスしたところを、野崎が抜け目無くシュートし、あっさり先制。
得点力不足に苦しむ横浜には、望外の展開。このまま前半を終えられれば、と思ったが、やはり横浜のほうも
ゴール前で決定的なミス。運悪く球は宇佐美の前へ。綺麗に決められ同点に。でも、前半をドローで終えたのが
この試合で負けなかった理由だった。
 
 後半、先に動いたのは横浜。野崎→パトリックの交代だったが、運動量の落ちたカズを本来は替えたかった。
野崎が足を痛めたためでやむを得ない采配だったが、これでガンバの攻勢が強まる。そして2人目の交代を
入れる直前に失点。このあたりは今年の監督采配がイマイチなところ。後手に回ることが多い。
 
 それでも、ソンス、田原と投入してからは横浜も攻める。ガンバの決定力不足にも助けられたが、運動量が
落ちたガンバの右サイドを攻略し、後半終了間際にナカジのクロスから田原が同点ゴール!昨年からの
黄金パターン(左サイドからクロス→長身FWがゴール)を、久々に見せてくれた。観客も喜んだプレー、
もっと見せて欲しい。
 
 ダントツの首位相手に引き分けたのだから、悪くない試合。でも、水曜の長崎戦を見たサポなら、少し疑問を
感じると思う。「何故、水曜とこんなに落差が大きいのだろう?」と。この日に見せたポテンシャルは、本来なら
一桁順位、いや、PO圏内のチームのもの。だって、レギュラーCBが2枚とも不在だったのだから。
 
 表題の続きはこうだ。「しかし・・・何故いつもできない?」気持ちの浮沈が大きすぎる。相手によって、こんなに
差があるのは、何故だ?相手を見てサッカーをしている、というか強い相手じゃないと力が出ないのか?
それは、挑戦者の心情でない。昨年の4位という結果で、勘違いしたまま、ここまで来てしまったのか・・・
 
 次のザスパ戦でこそ、この日の意味が問われる。京都に勝って長崎に惨敗。これを繰り返すようなら、
今年のチームの欠点は、何も解消されていないということだ。ザスパ戦でも、この日くらいの戦いを見せてくれ。
それができて初めて、来期への期待も生まれてくる。
 
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          綺麗なゴール裏、こんな光景を見たら、サッカー観戦にハマる人が増えるはず