横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

やればできる

 ニッパツ三ツ沢でのザスパ戦は2-0で快勝。シュート数も13本で相手を上回り、久々の良い内容。特に
前半、風上で優位に立っていたのを利して2点を取ったのが素晴らしい。
 
 ガンバ戦と同じ先発陣で臨んだことで、「高い集中力を2試合続けて保てるか?」という課題に対しての、
答えを見るには絶好の状況となった。立ち上がりはやや不安定だったが、徐々にペースを取り戻し、横浜の
ペースに。そして野崎の先制点が生まれるのだが、この点の取り方こそが、今期の横浜に足りなかったもの。
 
 ボールを保持することに拘りすぎて、DFラインの裏へ抜ける動きが極端に少なかった今期。FWでは黒津
くらいしか実践していなかったが、この日は野崎が2列目からの飛び出しを再三見せる。最初はパスが出ずも、
遂に寺田からのループパスがゴールに結びついた。もっと早い時期から、色々な選手がやるべき動きで、
パサーのほうも積極的に出すべき。やっとやるようになってくれた。
 
 「ポゼッション」とは、ボールをつなぐことではなく「ボールを支配すること」。ロングボール1本で抜け出せば、
ショートパスより効率が良いのは明白。また、DFラインの裏を狙うことで相手を下げさせ、スペースを作るという
戦略的な効果も大きい。いつでも裏に出せるパス回しこそ、相手DFが最も恐れることなのだ。
 
 2点目はこの日、ポストプレイが効いていた永井からこぼれた球を高地が拾い、個人技でDFを交わした
技ありゴール。前半は横浜が支配し、「いける」というムードで後半を迎えられた。後半はザスパも修正して
攻め込んできたが、守備もシッカリ対応。縦に仕掛ける攻撃陣の意識も高いままだったのは、緩まなかった
証といっていい。結局、完封勝利となったのはCB2人には自信となったはず。
 
 今月はもう、試合の生観戦ができないが、まずは天皇杯を勝ってきて欲しい。来月、エスパルスと試合を
するのが見たい。TV観戦が続くのはもどかしいが、今月はゆっくりして来月のゲームラッシュを待とうかな。