横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

【W杯編】課題は解消できず

 日本代表は残念だが、コートジボワールに1-2で敗戦。グループリーグ突破には背水の陣となった。
先制しながら逆転負けしたのだから、素直に力負けだと言っていいと思う。シュート数、ボール支配率、全て
上回られていた。これは今の日本代表のプレースタイルでは即、負けを意味するのだし。
 
 短期決戦では、先制点の持つ価値は非常に大きい。なりふり構わず引いて守れば、逆転される可能性は
かなり低くなるからだ。特に初戦は勝ち点が欲しい。その意味でも、本田の先制弾は値千金で、本来なら
この試合のMVPになるべき選手だったのだろう。しかし、ザックジャパンには無いモノがある。それが・・・
 
 「強豪国相手に守り切る」という能力。昨年のコンフェデや欧州遠征で既に示されていたとおり、強豪国には
複数失点がこのチームの常。今年のホーム・ウルグアイ戦でも同様だったのは記憶に新しいだろう。
その課題を置き去りにしたまま、本大会を迎えてしまったのだから、これが現状の実力ということだ。
 
 だとするなら、日本は先に2点目を取るしかなかった。1-0で勝てる能力が無いのだから。しかし、後半早々に
足は止まり、ドログバ投入(4年前の借りを返されてしまったなあ・・・)でギアアップした相手攻撃陣の動きに
ついていけなくなってしまった。ザックの交代策もはまらなかったが、運動量が生命線のチーム。無理もない。
 
 残り2試合を勝つしかないが、とりあえずは「2点以上取る」ことを目指して戦って欲しい。いまさら、守備を
何とかしようとしても難しいだろう。そういう人材も連れてきていないし。今の代表は攻撃が長所。ならば、
攻め倒すしかない。殴り合いにしてでも、点を取って勝つ。ギリシャ戦では攻撃陣に期待。特に香川、頑張れ!