横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

0-0より2-2

 ホーム・ニッパツ三ツ沢での札幌戦は2-2で引き分け。暑い中、両チームの選手はよく闘った。観客も暑くて
大変だったと思うのだが、試合としてはシーソーゲームで楽しめる展開だったかな、と思う。
 
 監督の苦悩を示すように、この日は2トップを採用。それが結果に出た。前半、ナカジのクロスを鮮やかに
ヘッドで決めたのはFWソンホ。少ない決定機をモノにするのはさすがで、今期の悩みである得点力不足を
解消するヒントになったのでは。リードして前半終了。
 
 この日はブラジルデーで、サンバ一行が来場、三ツ沢を盛り上げてくれた。かける曲もサンバやサッカー
関係の曲ばかりで、いい雰囲気を作っていたと思う。個人的には、横浜FC運営久々のヒット企画!だと感じた。
後2回、ブラジルデーを行うが、それで終わるのが勿体無いような。
 
 しかし、後半早々セットプレーから同点にされる。ヨンハがマークを外したのか?ほぼフリーでヘッドを
叩き込まれ、ここから相手ペースに。黒津のポストプレーミスからピンチとなり、最後はゴール前でシュートを
弾いたところを押し込まれ逆転。「またか・・・」の思いがよぎる。監督も3バックにして懸命の反撃を試みる。
途中投入した飯尾、小池のコンビで左サイドを崩すも、得点ならずアディショナルタイム。そこで何と・・・
 
 黒津のスーパーシュートが決まった。あんな凄いシュートを打てるのも、やはりFW。結局、監督の打った手=
2トップで2点を取り試合終了。劇的な終わり方で、招待されたかながわ区民の皆様には印象に残ったのでは。
やはり同じ引き分けでも、点を取った方が面白いし、今後への希望が持てるというものだ。
 
 ポゼッションを志向する監督としては、本来は2トップではなく1トップで中盤を厚くし、ゲームを支配したいの
だろうとは思う。しかし現状、シュート力という意味では2列目に迫力がなく、1トップでは得点力がない。
日本代表のように、2列目にシュート力があれば(今日の本田の見事なシュートのように)いいのだが・・・
次節以降、監督はどうメンバーを組んでくるか、楽しみにしている。