横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

【W杯編】ベスト8への道のり

 第3戦・対コロンビアは1-4で完敗。残念だがグループリーグ敗退、が今大会の結果となった。先発8人を
入れ替えたコロンビアに負けたのだから、ぐうの音も出ない。素直に「現状の実力」と認めるべきなのだろう。
しかし、コロンビアの10番は凄い選手だなあ。相当、出世すると思う。
 
 3試合を振り返って、06年ドイツ大会とそっくりな試合結果になったので、どうしても比べてしまう。初戦は
逆転負け、2試合目でスコアレス、3試合目が決勝T進出が決まっている相手に完敗。ホント、そっくりだ。
でも日本代表は、あのころよりは強くなっていると思う。周りも強くなっているのだ。
 
 今大会の日本は、10年のような守備戦術に頼らず(限界が見えてるから)、攻撃的チームとして、ベスト8
以上を狙った。では、客観的に見て、ベスト8レベルのチームと日本との「差」を少し考えてみる。すると、
ふたつのポジションで、ハッキリとした距離感を感じる。それが、1トップとCBだ。特に1トップの隔たりは大きい。
 
 ベスト8に入るようなチームのFWは、おおよそ世界の強豪クラブで結果を出している選手。それに比べて
日本はこの4年間、とうとうエースと呼べる存在が出現しなかった。直前に召集された大久保が起用された、
この事実が全て。4年後は大迫に期待がかかる。ドイツで大きく成長して欲しい。
 
 そしてCB。英国でプレーする吉田はともかく、相方には苦労した。今野はガンバでもボランチ起用される
選手で、本職ではない。足元の巧さ、クレバーさを買われての起用だったが、ベスト8レベルならば、本職で
そういう長所を持つ選手が大勢いる。日本代表で最も層が薄いポジションでもあり、強化には時間が必要か。
 
 最後に、不運だったのがボランチ。長谷部の故障は痛かった。遠藤も90分やれる状態ではなかったのか?
年齢的な部分(酷暑は辛い)もあったのかも。今後は山口蛍が中心になりそうだが、相方に誰が出てくるか、
楽しみにしたい。
 
 ギリシャが勝ったので、日本はコロンビアに勝利していれば決勝Tに進出できた。が、その前に3戦0勝、
わずか2得点。攻撃的チームとして考えれば、力不足といわれても仕方ない。4年後に向け、更なる攻撃的
チームを目指すのであれば、監督選びは重要。協会の手腕=日本サッカー界の手腕、が問われる。
 
 しかし、悔しいなあ・・・