横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

拾ってくれて、ありがとう

 山口監督の契約満了は、既に発表されていた。しかし、シーズン終了までは戦っているのだから、と
この件については書かないできた。何より、本人の言葉を聞きたかったからだ。昨日のコメントで、内情が
ある程度分かったので、書くことにする。
 
 そもそも、前体制(12年)において前監督をわずか3試合で解任した。クラブ側の見通しの甘さが露呈し、
本来ならボロボロでも、おかしくなかったシーズン。そんなクラブを拾ってくれたのが、三ツ沢のレジェンドである
山口素弘監督だった。こんな駄目クラブを、4位にまで引き上げた。これはとても嬉しかったのだが・・・
 
 反面、駄目クラブにとっては、反省の機会となり得なかった。06年も高木監督のおかげで、見通しの甘い
クラブの駄目さが覆い隠されたが、結果として同じことになってしまった。駄目クラブはつけ上がり、まともな
クラブなら力を入れる強化部門をおざなりにした。今期はFWの補強に失敗し、責任は現場へ丸投げされた。
 
 監督は続けたかったけれど、駄目クラブの意味不明な理念?とやらと、本人の信念はズレてしまっていた。
困った時にだけOBの力を頼り、ちょっと調子付くと恩を忘れ、我侭を言い出す。自分達の無能さを棚上げして。
そもそも、この駄目クラブに、誰にも分かるほどの「理念」などあったのか?サポの自分ですら知らないが。
 
 指導者経験ナシから、勿論、まだまだ不足もあったけど、それでも進歩してきた山口監督。サポから見れば、
横浜を、三ツ沢を愛してくれる指揮官と、一緒に成長していきたい。そういう夢を見てきた。しかし、どうやら
この駄目クラブは、自分達が如何に駄目か、理解していないようだ。成長する気もないようだ。
 
 だから、観客が増えないんだよ?いつまでたっても招待客ばかりで、さ。
 
 そんな駄目クラブにいては、山口素弘のためにはならないのではないか?昨日のコメントを見て、自分は
そう思った。「3度目のただいま」を実現するためには、もう少しまともなサッカークラブにならないといけない。
オブラートに包んだ監督の挨拶を聞いて、いつかそうならなければ、と考える。
 
 山口素弘の、次のステージがどんな場所か今は分からないが、いい場所で指導者を続けて、いい指導者に
成長していって欲しい。そしていつか、まともなサッカークラブとして、三ツ沢に迎えたい。先の長い話だけど、
必ず再会できると信じて。
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