プレシーズンマッチの対日本高校選抜戦は２－０で勝利。セットプレーにＰＫの２得点で、流れの中からの
好機が少なかったのは不満。まあ、サブメンバーで連携が無い状態では、あんなものなのかな。監督も交代して
戦術浸透も不十分だろうし。
しかし、冷たい雨が降りしきり、厳しい観戦だった。よく無事に済んだ（笑）せっかくのいい企画なのに、こんな
天気にあたってしまうのは、ウチの不徳のいたすところか。高校選抜や、そのファンには申し訳ない感じ。
これで、いい意味での厄払いができたと信じたいが・・・試合の雑感としては、選手個々のものを。
・フェリペは前に出るプレーは強い！ロングキックやヘッドは凄いが、背後を取られると不安一杯。やはり
体重がまだまだ・・・だろうか。ちょっと先発で使うには怖いかな。
・楠元はヘッドのゴールは素晴らしかった。守備もまずまずで、アピール出来たのでは。
・石井は右ＳＢだったが、無難にこなしていた。まだまだ伸びそうな印象。今後に期待。
・一番良かったのは上田。キックの質は高く、ドリブルもいい。縦に抜けるプレーに長所があり、高校選抜と
同い年だが、比較しても間違いなく光る存在。いい選手を獲得出来たと思う。
・フミンは体格の割りに細かいタッチのプレーがうまい。反面、ダイナミックさには欠ける印象。それと守備に
やや不安がある。前を向いた時はいいプレーができているだけに、ボランチとしての守備力向上が必要か。
・イデは初めてボランチでのプレーを見たが、縦に入れるキックの精度が高い。前線にピッタリ合うパスを
出していた。次はもう少し長い時間見てみたい。
・青木は運動量豊富で、右サイドのプレーをこなしてはいたが、どうもサイドのタイプには思えない。中央で、
１．５列目にしたほうが活きるように思える。器用貧乏の状態か。一度、中央で使われる姿を見たい。
他の選手は実績があるので割愛。戦術的には、ジャンボ１トップに野村のトップ下だったが、機能したとは
言い難い。青木を１．５列目にして野村をサイドにしたほうが良かったように見えた。また、渡辺とフミンの
ボランチコンビがゲームを作れず。このポジションは、今年も浮沈の鍵を握るだろう。
この日出場のなかった選手が、開幕の先発＋サブだろう。（ジャンボは別か）とすると、練習試合で相模原に
大敗しているメンバーなわけで・・・守備を早く構築して、シーズンに入らなければ、序盤戦は苦労しそうだ。
