でも、今年は少しやる気があるので、実のあることを書きたいと思います。
今年の3歳世代にとって、「重賞・いちょうS」の新設が重要なことは2歳GⅠから書いてきました。マイル重賞に
新しく加わったのですから、無視出来ません。今回は、先行事例と言ってもよいアルテミスSとの対比で、少し
考察してみたいと思います。
2歳牝馬重賞において、「2歳S」はありません。反面、2歳牡牝混合重賞では、施行順に挙げていくと、
函館2歳S、新潟2歳S、小倉2歳S、札幌2歳S、いちょうS、京王杯2歳S、デイリー杯2歳S、東スポ杯2歳S、
京都2歳S→朝日杯FS、ホープフルS、となります。こうしてみると、いちょうSの立ち位置が見えてきます。
アルテミスSはGⅠの「地」ステップ競走ですが、いちょうSは異なります。朝日杯FSの「地」ステップ競走は
全て「2歳S」ですが、いちょうSは2歳Sですらありません。朝日杯前の秋季2歳牡牝混合重賞では、
非ステップ競走はいちょうSと京都2歳Sですが、京都2歳Sが「施行距離2000m」で個性を主張するのに対し
いちょうSは競走名で、個性を主張しているのですね。では、主催者の競走名説明を以下に。
扇形で切れ込みを持つ葉は秋に黄色く色付く。雌雄異株であり、雌株のみが種子を付ける。この種子の
白色の核がギンナンである。花言葉は「長寿」。
だそうです。そう、いちょうSも「第一回」重賞。今年はここからサインが出ているのではないでしょうか(笑)
そうそう、役名は「入江すみ」。すみ=隅ですかね?
大きな意味があると考えます。何故か皆が好きな「無敗馬」なのに話題になりませんね。マスコミの情報伝達は
何か恣意的にも感じますが・・・
相手は1枠筆頭ですが、アヴニールマルシェ優位で。(枠単位では、1枠が解読の鍵だと考えてます)
まあ、馬名は参考になさらず(笑)