横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

明暗

 ホーム三ツ沢での讃岐戦は1-2で敗戦。未だホームでの勝利はなく、試合終了後の空気が痛々しくなって
きているのは辛い。お客さんは正直である。

 表題について言えば、二人の若者がこの日の主役だった。「明」は横浜FC公式戦デビューを果たした石井。
右SBでのプレーだったが、讃岐が引いたこともありスムースに試合に入れた印象。ミスは少なく、攻撃参加でも
いいプレーをいくつか見せていた。お披露目としては100点に近いデキ。次に見る機会が楽しみだ。

 「暗」は当然、前半で退場してしまった楠元。讃岐FW木島とのマッチアップで完敗し、いいようにやられた。
これも貴重な経験ではあるのだが、その代償に勝ち点3は痛い。10人になってから、いったんは同点に追いつく
粘りは見せたものの、守備では粘りを欠き、同点の4分後にCKから失点。讃岐のギアチェンジに対応できず。

 これで五分の星に戻ったわけだが、やはり懸念していた守備の弱さが、ここにきて隠せなくなってきた。
12試合で失点17はちょっと多い。野上の欠場が主原因ではあるが、方々で指摘のあるようにセットプレーでの
失点が目に付く。横浜もセットプレーで点は取れているが、やはり失点を減らさねば順位は上がらない。それは
首位・金沢が教えてくれる。(12試合6失点)失点の少ないチームが、上位にいるのだ。

 セットプレー対策も含め、今後、守備をどう向上していくのか監督の手腕が問われる。私的には何度となく
書いているように「良いボランチがいる」時が、横浜が強い時。マシュー、前監督、マルコスパウロ、ホベルト・・・
歴代の名ボランチに肩を並べるような選手の出現を求む。ケンスケ、中里に期待しているのだけどなあ。

 今期、ホームでは無失点試合がない。6試合11失点。ダメだこりゃ。未勝利のはずだよ・・・