横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

【特別編】危機感

 アウェイ札幌戦で0-2の敗戦。いよいよ、降格圏(21位が入れ替え戦)がチラついてきた。勝ち点差は5
あるが、得失点差で21位とは8点差あることから、実質勝ち点差は「4」と考えたほうがいい。残り試合数を
考えれば、十分にひっくり返る可能性のある差なのである。

 横浜の現状で、最もヤバいなあと思うのが「戦い方のブレ」。シーズン途中まで練習もしていなかったはずの
3バックを、試合開始から用いるようになったが、得点もできず結果にも結びついていない。更に、補強した
ロク・シュトラウスをいきなり先発起用するとは、監督の焦りを強く感じる。ここまでの積み重ねや何処に?

 選手起用も変質してきていて、エーコや小野瀬を先発から外すようになった。数少ない「走れる」選手を
起用しないことで、ますます機動力の乏しい試合運びになっていると思う。昨年までの3年間で築いたはずの
「ボール保持」のベースも、3バックにしたことで、忘れ去られてしまったようだ。

 私的には、3バックをできるようにすること自体は、いいことだと思う。将棋で言えば、指しこなせる戦法の数を
増やすのと同じだからで、新しい発見、技術の習得もできる。しかし、だ。将棋で言えば「降級」がかかる対戦に、
指しなれない戦法を、馬鹿正直にぶつけるのはありえない・・・とも考える。奇襲としての効果は認めるが。

 相手が4バックの時の「奇襲」というか「意図的にミスマッチを作り出す」目的で、試合途中から3バックを
使うほうが、相手チームは嫌がるのではないだろうか。あくまでも、4バックベースで戦うことを、個人的には
望みたい。それでも降格するのならば、その時はチームの力が足りなかった、ということだ。

       黒津(ジャンボ)
   寺田   小野瀬  松下(エーコ
       ケンスケ 中里
   ナカジ テホン 野上 市村

 今年のベストメンバーは、この形だと思っているので、これに戻してくれないかな。まずは失点しないこと。
勝ち点1でも積んでいかないと、降格の恐怖から逃げられない。