横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

【シーガルズ編】いつか見た景色

 なでしこチャレンジリーグプレーオフ終戦@かもめパークは、C大阪堺に1-5で敗戦。順位は3位で
終わる可能性が濃厚。2位以内になりそうな常盤木学園が昇格する意思がない場合は、繰り上がりで2部9位
チームとの入れ替え戦になるらしい。詳細は後日分かるとは思うが・・・気になるなあ。

 ヤボ用でキックオフには間に合わず、ピッチの近くを歩いている時に歓声が。「横浜」コールだったので、
失点か?と思いながら到着。チップとタップさん、G荒川さんに戦況を聞く。押していたがワンチャンスで失点
とのこと。前半途中から見たが、ボール支配、攻撃時間ともにシーガルズペース。でもシュートは少なかった。

 引き分けでも2位以内は確定するので、焦る状況ではなかったが、後半早々ミドルシュートで2失点目。
これに選手が動揺したか、つまらないミスから3失点目。勝利は厳しくなってしまった。CKから1点を返すが、
また直後に失点。若く勢いのあるC大阪に飲まれてしまい、予想外の大敗になってしまった。

 試合終了後、すぐには思い出せなかったが帰宅してから思い出した。何のことはない、トップチームも12年に
プレーオフで4点差負けしたのだった。一度経験しているからか、と妙な納得をしてしまった。勿論、負けたこと
ではなく、ああいう大差になってしまったことにだ。

 リーグ戦とは違って、PO独特の雰囲気がそうさせたのだと思う。一発勝負の怖さだ。取り返したい焦りが
悪循環になる。短期決戦は先制点が何より重要なだけに、先に失点したのは痛かった。それでも1点返せば
勝利も同然だったが、それをゲーム運びに表現出来ないあたりが、まだまだ発展途上のチームということか。

 今年、シーガルズの試合を3度、観戦したが「非常に真面目」かつボール支配率の高い、面白いサッカーを
している。好感がもてるチームだ。同時に、アタッキングゾーンでの判断力や速攻には課題があると感じた。
よく考えてみたら、山口前監督時代のトップチームによく似ている。ここにも既視感の理由があったか。

 まだ皇后杯入れ替え戦(出場できるのなら)がある。課題は早期解決が難しい種類のものだから、まずは
今までやってきたサッカーを続けて欲しい。ひとつだけ即効性のある対策があるとすれば、それは積極性。
攻撃をシュートで終わる、仕掛けて終わる姿勢がゴールを生むと思う。パスサッカーだけでなく、自分自身の
責任で仕掛けていく気持ちを強く持つ。(今のトップチームにも足りない部分だ)ぜひ頑張って欲しい。