ホーム開幕・讃岐戦は０－１で負け。今後の対戦相手を考えると、勝っておきたかったのだが勝ち点も取れず。
暗雲立ち込めるスタート、といってもいい。
毎年のコトながら、開幕で楽しみなのは新戦力。この日はＣＢ西河、ＳＢ田所、ＭＦ藤井、ＦＷ津田と４選手が
先発。それぞれ、及第点以上のプレーを披露してくれた。特に驚いたのは藤井の２列目起用。しかし、彼が
一番いい意味で期待を裏切ってくれた。好パフォ－マンスを見せた彼が、次節もファーストチョイスだろう。
以下に新戦力の感想を。
西河：両足で蹴れるので左ＣＢに置ける。カバーリングの的確さが長所。野上とのコンビも良い状態だ。
田所：運動量の多さはやはり目立った。守備もまずまず。攻撃参加が増えてくれば、もっとやれそう。
藤井：球際に強い。縦への推進力があり、意外性ある仕掛けも見せた。エーコのようになってほしいが。
津田：イメージ以上にキッチリとプレー。競り合い、ポストプレーも意外に強い。裏抜けの技術、スピードは
期待通りで、２度の好機を決めていれば・・・だけ。でも、そのうち点は取れそう。
試合の方は、ジャンボか津田が１本先に決めていれば勝てただろう内容。まあ、決まらない日もあるのだが、
それならせめて、勝ち点１は取りたかった。それを失った元凶は、「旧」のルス監督。後半３０分まで交代選手を
入れず。相手は前半で２人怪我で交代、の苦しい状況だったのに、だ。「無策」の一言に尽きる。
考えてみて欲しい。「１０人が８０分走っている」と、「２人が十分な余力あり」と。そう、後半３０分で疲れが
出ていたのは、横浜のほうだったのだ。その一瞬の隙に、ゴールを決められてしまうのは、昨年何度も見た
光景。やはりルス監督の「勝負師としての勘の無さ」は、昨季と変わらず。育成型？は言い訳にならない。
この後は松本、千葉と苦手が続く。アウェイ千葉は鬼門なので・・・として、次の松本戦に勝たないと、本当に
チームの空気が悪くなる。開幕前に選手側から、監督に提案を行ったという異様な状況。恐らくレターにあった
「前からボールを奪う戦術」を諦めた、と見る。そして、それが正解なのは結果が証明している。
ある方のブログにあった、「一番の問題児は監督ではないのだろうか」に同感。
