横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

2017シーズン総括

 今年最後の記事は、やはりこれに。最初は色々と書こうと思ったけれど、来期への陣容も固まってきたので、
細かいことは抜きにして、展望を含めたまとめにしようと思う。

 まずは成績。10位で終わったけれど、16年より勝ち点は伸びた。三ツ沢での勝率もよく、横浜サポ的には
かなり満足度の高い結果だった。プレーオフ進出はできなかったが、来期に期待できるシーズンだっただろう。

 序盤戦は首位に立った時もあり、好内容の試合が多かった。特に開幕戦で難敵・松本に勝利したのが勢いを
つける意味でも大きかったと思う。立役者はキャラ。5節徳島戦で2失点した以外は、14節まで複数失点試合が
無かった。2敗したが、ひとつは高丘のポカがあった町田戦で実質は1敗に等しい。この内容が続けば・・・も。

 中盤戦は苦しんだ。15節から22節が1勝6敗1分けの急失速。8試合中、複数失点が5試合と自慢の守備が
崩れてしまった。この期間内、得点したのはほぼイバのみ(新井1点あり)で、攻撃陣にも課題が露呈した。長い
シーズン、実は一番手痛かったのはこの8試合だったように思う。レアンドロが加入してから持ち直したが・・・

 終盤戦は不運もあった。29節から35節まで負けなしと巻き返すも、36節福岡戦でキャラ、イバが負傷。
試合も逆転負けで、飛車角落ちとなったチームは勢いを失った。更に監督解任で、迷走に拍車をかける不始末。
結局、36節以降は1勝3分け3敗で終了。監督交代の効果も無く、クラブとしての力量不足がハッキリ出た。

 総括すると、不運(怪我人続出)の要素と人為的(監督解任、層の薄さ)の要素が結果に現れたと感じる。
怪我人はイバとキャラにフォーカスしがちだが、永田、藤井の離脱も痛かった。監督解任については、以前に
書いたとおり「ハッキリした悪手」で、ブーストが効かなかったからには、フロントの責任が問われるべきだろう。

 層の薄さについてはこの1年の問題ではなく、J2中堅以下のチームが抱えている慢性的悩みである以上、
簡単に解決できるものではない。今年に限って言えば、CB、右SBの人材不足が成績に直結してしまった。
勿論、他ポジションも同じ悩みがあるのだが、今年の補強はその意味ではうまくやっていると思う。むしろ、
最大の不安は、未知数のタヴァレス監督かもしれない(笑)

 最後に、今年でチームを去る選手たちには新天地での活躍を祈る。監督采配の中で、うまく使われていない
選手もいて、申し訳ない気持ちもあるが、個人の力的には、フィットするチームでならまだまだ通用すると思う。
では、私的に選出した今期ベストメンバー及び布陣を書いて〆る。皆様、よいお年を。

                イバ
             野村  レドミ
         永田 ケンスケ 中里 ジョン
            田所 キャラ 西河
                高丘              SUB:南、渡邊、藤井、石井、野崎、中山、ジャンボ