今年、ある程度の出場があった選手について、感想と評点(サッカー雑誌基準)を。
・GK
南(評点6.0):大きなミスはほぼ無く、PKストップでもチームに多大な貢献をもたらした。渋谷の台頭で、
先発争いをしていることもプラスになっていると思う。MVP投票で上位になったのも、ホームで
活躍したからでサポを喜ばせた。ベテランの味も出ていて頼もしい存在。
渋谷(5.5) :シーズン終盤に出番を得て、成長振りは見せた。ポテンシャルの高さは皆が認めるところで、
試合経験を積めば更に良くなるだろうことは明白。もう南の座を脅かす存在になったのだから、
来期は正GKになれるか勝負の年、楽しみだ。
私だけに、応援している(笑)のだが、その大宮戦では堂々のプレー振り。いい経験になったと
思う。GKはなかなか試合に出られないポジションだが、先は長い。精進あるのみ。
・CB
野上(5.5):シーズン中に移籍したが、広島でも出場しているようで野上ファンとしては誇らしい。正直、
今年のプレーは物足りなさがあったが、移籍で悩んでいたのなら理解できる部分もある。本当は
CBの軸として長くいて欲しかった選手だが、飛躍に期待。またいつか横浜に戻ってきてくれ。
デニス(5.0):開幕当初はまずまずだったが、ルス監督が不在になるとパフォーマンスが落ちていった印象。
高さと強さがあっただけに、日本のサッカーに慣れれば、活躍できたと思うのだが。残念だ。
西河(6.0):全試合フル出場は立派の一言。計算できる安定したプレーは、野上離脱後の横浜で、最も
頼りになるCBとなった。得点チャンスが結構あっただけに1点だけ、は本人も不満だろう(笑)
若い選手が多いCB陣を、これからも引っ張っていって欲しい。
大崎(5.5):良くも悪くも、CBで一番目立った(笑)身体能力の高さは抜群で、経験を積めば・・・の伸び代は
大きいと思う。今年のプレーから多くを学んでいれば、来年は期待大。ボランチ経験者だし、
本来ならもっとビルドアップができるはずで、そのあたりでもチームに貢献できるだろう。
楠元(5.0):シーズン終盤の数試合は良いプレーを見せたが、それまでは試合勘の鈍さからか、拙い
プレーも散見された。2年目なので厳しめに採点したが、いいものはある。アピールしていって、
出場機会を増やしたい。
・SB
田所(5.5):持ち味の運動量を見せつけ、シーズン中盤まで不動の左SBで活躍した。特に夏場、あれだけ
走れるのは凄い、の一言。永田に出番を譲る時期もあったが、同時に出場することも可能で、
その意味でも存在価値の高い選手。来期も中心選手の1人だ。
永田(6.0):価値あるゴールを決め、チームに勝ち点をもたらした分だけ評点を高くした。田所とは異なる
持ち味があり、クロスとスピードを武器とした攻撃力は魅力だ。左ウイングバックやMFでも
プレーできるので、田所との組み合わせでも活きる。
市村(5.5):安定感ある守備と、時折見せる意外な攻撃参加は、熟練の右SBとして頼もしい。C大阪戦の
ゴールにはシビれました。契約非更新なのが不思議でフロントの考えがよく分からない。
次のクラブも決まっているようで、来期の対戦では手強い相手だ。が楽しみにしている。
藤井(5.5)SBとしては5.0だが、右MF、CBでのプレーを加味すると5.5だ。CBベースのSBに多いが
やはり、スピードある相手がやる左右の揺さぶりに弱い。来期への課題だ。一方で、高さや
当たり強さは、SBとしては破格。走力も結構あるので、伸び代に期待したい。
次回はMFを。