横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

ターボエンジン

 ホーム三ツ沢での金沢戦は2-0で勝利。今期2敗の相手に雪辱し、プレーオフ圏内に再浮上だ。

 前節で野村が負傷し不在。一方、この試合では田所が復帰。ギリギリのやり繰りが続く。立ち上がりは攻勢に
出るも尻すぼみとなり、むしろ相手ペースに。すると前半終了間際、今度は藤井が負傷退場。小宮山に交代と
なった。ナベも不在でCBが手薄な横浜には手痛い離脱。だが新戦力・川崎がいた。補強したフロントはGJだ。

 野村が担ってきた、前線と後ろのリンクをどうするか、と見ていたが後半はケンスケが前でのプレーを増やす。
小宮山の技術で、右サイドにタメを作れたことも幸いした。イバが主審の不安定なジャッジの犠牲となっていた
ので、誰がシュートを打つ?という展開だったが、小宮山の綺麗なクロスにレアンドロがヘッドで!合わせて
先制。いやあ、ヘッドも巧いとは知らなかった。

 これで呪縛が解けたか、横浜に躍動感が出る。すると今度はCKから西河がヘッドで押し込み追加点。
久々にCKから得点できたのは好材料だ。相手が意気消沈したか、最後の方はイバもポストプレーからの
シュートを放つなど、攻めまくって試合終了。先述の川崎もデビューを果たし、収穫アリの内容となった。

 前半戦はイバに頼ること大だった横浜。後半戦はマークがきつく、ファウルを受けることも多い。夏場の疲れも
出ているようで、ここのところゴールがない。2番目に得点の多い野村も不在。こんな時こそ、「救世主」の出番。
そして、レアンドロがその役割を十二分に果たしている。ここ3試合は、彼のおかげで勝ち点を取れている、と
言っても過言ではない。

 思えば2006年も、途中加入したアレモン、滝澤、小村らが活躍し、最後まで走りきることができたのだった。
ラソンで言えば30kmを過ぎた(ちょうど42試合あるので、これで32km地点だ)今、残り10kmでスパート
するには、ターボを効かさねばならない。レアンドロの次は、誰が出力源となってくれるか?楽しみにしたい。