横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

【シーガルズ編】負けに不思議の負けあり

 三ツ沢での愛媛戦は3-4で敗戦。今季初観戦のシーガルズ、楽しめたのだが衝撃的なものも見た。

 先に良い部分を書いておくと、
 ・私的イチオシの佐藤渚選手の2ゴール。個人的には将来、代表入りや1部リーグでのプレーを期待できる
  レベルになると思っている。まだまだ伸びているようで、今年もイチオシ。
 ・新加入の選手が多いのだが皆、長所があり楽しみだ。やはり目立ったのはユニバ代表だったMF加賀選手。
  個人技の高さは文句なし。CBの丹羽選手は終盤の頑張りが目に付いた。今後も楽しみ。
 ・3得点できたのは、これからの自信になるはず。得点力がつけば、守備も楽になる。

 試合の方は、前半風上に立ち2-1でリード。風下となった後半をどう凌ぐかがポイントだったのだが、そこで
信じられない光景が。メインホーム側での愛媛のCK。何とボールがコーナースポットから50cm~1m前に。
主審は背中を向けて見ていない。スタンドからは横浜サポが「ボールの位置が違う」と叫ぶ。しかし・・・

 そのまま蹴られたキックは直接ゴールへ。当然やり直しと思いきや、驚くことにゴールが認められてしまった。
監督が猛講義するも、判定は覆らず。長い間サッカーを観ているが、こんな判定は初めて見た。主審は判定の
最終責任を負う者。リスタートの瞬間を見ていないプレーは、絶対に認められない。責任が負えないから。

 こんな主審の「基礎中の基礎」ができていない、そんなレベルの主審が2部リーグに存在すること自体に、
カルチャーショックを受けた。そしてこれが、哀しきかな女子サッカーの現状であることを思い知らされる。
圧倒的に女性の審判が不足しているのだろうと想像するが、今後の大きな課題だ。

 ただし。この時点でまだ同点。立て直す機会はあった。しかし気落ちしたか、4分後にまた失点し逆転される。
一度は同点に追いつくも、何故かベンチは動かない。結局、FWが怪我した後半30分にようやく選手交代。
このあたりは昨年同様、ベンチワークに疑問符。ルス監督のまねをする必要は無いのだが(笑)

 結局、後半34分に決勝ゴールを許す。攻撃の選手を入れて馬力を出すと見ていたが、これまた不思議な
ことに後半40分まで交代せず、しかも1人余らせて試合を終えてしまった。正直な意見を書くと、監督の差も、
試合結果に結びついたと思う。先手を打ち、HTと後半19分に交代をして勝負をした愛媛監督の勝利だ。

 前節同様、得点直後に失点するのは、メンタル面に問題があるが、これは改善できる可能性が高い。
しかし、監督の交替采配は、トップチームを見ればわかるように容易なことでは変わらない。個人的には、
選手のことより、こちらを憂慮する。監督も2部リーグに相応しい実力を身につけねば、残留は厳しいだろう。

 とはいえ、昇格組のシーガルズ。これから成長することで残留する。それを期待し観戦を続けるつもりだ。
イメージ 1