横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

停滞期

 ニッパツ三ツ沢での水戸戦は1-1で引き分け。これで5試合勝利ナシ。ここが踏ん張りどころだ。
 
 ルス監督の一時帰国(戻ってこれるとは思えないが)に伴い、再びコーサクが代行で指揮をとった。
そのせいか?遂に松下が先発起用。また、野上も怪我から復帰し、途中出場を果たした。2つの収穫だ。
ジャンボ1トップで松下をセカンドトップ起用、には驚いたが3連戦を踏まえたターンオーバーだろう。
 
 その松下起用が当たる。前半、彼が蹴ったCKのこぼれ球を大崎が蹴りこんで先制。GKが弾き難いボールを
蹴れる松下は、やはりセットプレーでは欠かせない。さあ、これでシッカリ守れれば・・・と思ったが、わずか
2分後、CKから相手FWにフリーでヘディングシュートを叩き込まれ失点。C大阪戦と同じパターン、勿体無い。
 
 後半、野上を入れて3バックとし、イバ、津田を投入して勝負に出る。が、慣れない守備隊形のせいか、
イマイチ波に乗れない。数度のチャンスも決めきれず、そのまま終了。相変わらず三ツ沢で勝てない横浜、
シーガルズも同じだが、一体何故なのだろう。2000人余りの観客だったが、雰囲気は悪くなかったし。
 
 この試合で印象に残ったのは、コーサクの積極采配。交代も早いし、システム変更も決断した。前回の
代行とは違って、チームの変革を意識しているようにも見えた。後任監督が誰になるかは分からないが、
もし再度、中田監督になるならば、そこではコーサクのこうした意図が反映した指揮になりそうだ。
 
 ここ5試合を振り返れば、C大阪戦、水戸戦は勝っておきたかった。現状のゲームプランは「先行逃げ切り」。
先制したら、そのまま無失点で耐えて勝ちきる。これが狙いのはず。それが2試合できなかったのは残念だ。
ただ、この戦い方をシーズン終了まで続けるのか?は次の監督次第なので、成り行きを見守りたい。
 
 私的には、勝ちきるための「守備的MF」が欲しい。適任であるヨンハの離脱が痛い。中田監督なら
絶対に起用するだろう、このタイプの選手が出現してくれないものか。誰かをコンバートしてでも。