横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

【清水遠征・試合編】真のリスペクトとは

 アウェイ清水戦は0-3で完敗。試合内容から書くが、タイトルの意味も最後に。

 右SB野上、トップ下カズ、右MF津田とメンバーを変えてきたコーサク代行。変化を求める姿勢は分かる。
が、ハマらなかった。気温以上に直射日光が厳しく、最初の10分間こそ横浜ペースだったものの、徐々に
相手ペースに。そして前半37分、いじった右サイドから崩されて失点。

 小さいクリヤを拾われた大崎は「自分の責任」と言うものの、マイナスのクロスを大きくクリヤするのは難しく、
拾ったボールをワンタッチでつなぎ、ワンタッチシュートを決めた相手攻撃陣を賞賛すべきだろう。真の問題は
横浜の攻撃。何と前半40分までシュートゼロ。そして驚くことに、前半42分でカズから小野瀬に交代。

 通常の4-4-2にしてからはリズムを取り戻したが、なかなか得点に結びつかない。ジャンボを投入し、
いい形もあるが決定打にならず。すると後半31分、防げそうな相手シュートを渋谷が止められず失点。
スカパー解説の山口素弘氏は「彼なら防げた」。清水の小林監督は「予想しなかったか、GKがちょっと・・・」。

 0-2で前がかりになるが点は取れず、後半45分に3失点目で万事休す。まあ、これは仕方ないか。
結局、無得点で試合終了。選手を迎えたゴール裏は無言。選手たちも意気消沈といった感じだった。
さて、タイトルの意味だけど・・・解説者が「語弊がありますので」とコメントを避けた部分だ。

 清水のサポーターは、敵チームだが地元出身のヒーロー、に万雷の拍手を贈っていた。
 前節、水戸のサポーターは、昨年ホームで決勝ゴールを決められた相手FWにブーイングを浴びせた。
 横浜ゴール裏は、42分で退く不出来な選手をブーイングで迎えた。

 一見、全く別の行為に見えるが同じこと。根底にあるのは真のリスペクトだ。彼らは皆、カズを1人の選手として
見ているのだ。一方で、そう見ていない人々がいる。「今の状態」のカズは、先発で使うべきではない。それは
今期のカズを見ているサポなら、皆が思っている。これもまた、真のリスペクトがあっての考えだ。

 状態の悪い選手を先発で使わせる「力」。これが「語弊」の正体だ。カズを選手として扱わない人々。
貴方達こそ、彼を貶める存在であることに気づいて欲しい。彼に恥をかかせているのが分からないのか。

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          日本平はいいスタジアムでした。一部だけど屋根もあるし、1階席だと雨よけになるし。

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          アウェイ入り口ゲートから富士山が見える。サービス満点ですね。