横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

戦略の大切さ

 アウェイ東京V戦は2-0で勝利。毎年のように行っている味スタだが、毎年勝っているような気がする(笑)
どうやら2010年以降負けなしらしい。こんなに相性の良い場所は、そうないだろう。

 中2日で、先発変更があると思っていたら、そのまま。どういう戦いをするのか?と見ていたら前半は「我慢」。
若くて回復力に優る相手に無理をせず、ロングボール主体。2トップの高さで「いなす」感じだ。勿論、守勢の
時間が長かったが、相手に決定機はそれほど作らせず。こちらも同様で、前半終了。

 後半13分、ジャンボ→永田の交代から徐々にエンジンがかかり出す。中盤の動きが増え、攻勢を取り始める。
すると後半21分、イバが縦に抜け出しDFを切り返しで交わすと、左足アウトサイドでGKを抜く技ありシュート。
技術の高さを見せ付けたゴールで先制。すると今度は、カウンター狙いで5バック気味に変更する。

 イバの足が攣り、イバ→ソンス、野崎→内田とたてつづけに投入。これがまた当たる。ATにソンスの突破から
永田のシュートが見事に決まり追加点。交代選手が試合を決める、神采配。中田監督、持っているなあ。
そのまま無失点で勝ちきり4連勝達成。見事としか言うほかはない。

 3連戦の3試合目を苦手とし、ほとんど勝てなかった横浜。この勝利は、その意味でも大きかった。
勝因は「前半を潰しに行ったこと」。運動量ある相手に、中盤勝負を挑まず体力を温存。その分、ジャンボは
疲弊したが(笑)、後半勝負の戦略は大的中。彼我の状況を正確に把握し、戦略を立案した監督の勝利だ。
前監督には足りなかった部分でもある。

 順位も一桁まで浮上し、プレーオフ進出の色気も出てくるが、まだ早い。次の強敵・清水に勝利してこそ、
初めて視野に入る。上位に勝利し、下位に負けない。そのくらいの進撃を続けなければ、6位は遠い。
その意味で、次の三ツ沢は今シーズンの大一番になるだろう。今から楽しみで待ち遠しい。