横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

ダブルヘッダー再び

 今年2度目のダブルヘッダーは、連敗・・・いやあ疲れました。まとめて書きます。

シーガルズ編~リスタートの悪魔~】
 アウェイ日体大戦は0-3で敗戦。降格圏からの脱出が至上命題だが、勝ち点は取れず。苦しい戦いが続く。
12時キックオフ(この日の最高気温33℃)という厳しい条件下だったが、前半はシーガルズのペース。
相手に凡ミスが多く、決定機を得るも決められず。振り返れば、ここで1点取れれば勝てたかもしれない。

 後半の立ち上がり、DFラインにミスが出てあっという間に失点。このチームは得点直後と立ち上がりの
失点が多い悪癖があるが、またも露呈してしまった。追いかける展開となったが、暑さのせいか前半ほどの
動きがない。すると今度はクリアミスから失点。とどめは相手FWに反転シュートを食らい勝負アリ。完敗だった。

 何度も対戦している相手で、特徴はつかんでいるはずなのに毎回、同じようなパターンでやられる。これは
事前準備に問題があると思う。特にこの試合ではCBが前に出ては入れ替わられるシーンが散見された。
相手FW11番はスピードが武器なのだから、絶対にやってはならないプレー。対策が無さ過ぎたように見える。

 現実問題として、2部残留のためには勝ち点が欲しい。しかし、毎試合失点が多すぎる。シーガルズ
スタイルは理解しているつもりだが、格上相手と認識したなら、もう少し守備に重心を置いてもよいのでは。
2部リーグともなれば、そういった柔軟性がないと生き残れないと思うのだが。

【トップチーム編~ぶ厚い~】
 ホーム三ツ沢での清水戦は0-2で敗戦。7月10日徳島戦以来の無得点に終わったのだから完敗か。
この日は小野瀬、津田がサブ入りし、戦力的にようやく一息ついた横浜。寺田、市村は不在だが相手も
主力が何人か不在。お互い様ということろ。

 前半の途中までは、横浜も互角以上に渡り合っていた。イバにはボールがおさまっていて、そこからの
展開もできていた。しかし、徐々に清水ペースに。その原因はボール回しの巧さ。ポジションを移動しながら
ピッチを広く使うプレー振りは、さすが長くJ1にいただけのことはある。仕方なくラインが下がりだす横浜。

 前半は無失点で終えたが、後半2分、クロスからテセのヘッドでの落しを押し込まれて失点。映像で
再確認したが、大崎が完全なボールウォッチャーになり、相手FWのマークを外してしまっていた。痛いミス。
更にその6分後、右SB藤井が1対1で抜かれ、エンドライン際からクロスを許す。ヘッドで叩き込まれ2失点目。

 その後は夏場ということもあり、カウンター狙いとなった相手に攻勢に出るが、最後がこじ開けられない。
好調・ケンスケが惜しいシュートを放つもわずかに枠外。そのまま試合終了で、久々の敗戦となった。
選手たちは、それぞれの力を出していたと思う。シンプルに、相手が強かったという感想だ。

 清水は選手層が「ぶ厚い」。エース大前が不在でも、テセがいる。また、各ポジションに複数の有力選手が
いて、欠場者が出ても、十分にその穴を埋めている。これはクラブとしての実力であり、長い間をかけて
積み重ね、培ってきたもの。今の横浜FCには到底、無理な話だ。

 大崎は今年からCBをやっている。藤井はSBが本職ではない。しかも新加入の2人がDFラインを構成する。
彼らは彼らなりに、現時点での実力は出しているが、あまりにも経験値が乏しい。故にミスも出る。そんな
彼らを責めるより、もっと他に責めるべき相手がいると思う。野上、デニスの穴を埋めない人々だ。

 私的には、若い2人には経験を積んでもらって立派なDFに成長して欲しいと思う。野上のように力をつけ、
よそから声がかかるくらいになってくれ。その成長過程を見るのも、サッカーの醍醐味のひとつだから。

 しかし、ウチの「人々」は、いつまでたっても成長しないなあ・・・