横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

負けた気分

 ホーム三ツ沢での長崎戦は2-2で引き分け。6位京都が勝利し、勝ち点差は8に広がった。

 試合の方は、序盤から横浜が主導権を握る。前半8分、左サイドを突破した津田が、イバにマイナスのパス。
豪快に蹴りこみ、長崎GKタクオの手を弾き飛ばしゴール。3バックのサイドを狙うシンプルな狙いが功を奏した。
更に21分。今度は津田が右サイドを突破し、PA内で倒されPK。イバが決めて早くも2-0に。しかし・・・

 27分。CB西河が、長崎FW永井をPA内で倒してPK献上。オーバーヘッドを狙った相手にそこまで?という
疑問のファウル。決められて2-1に。それでも前半はそのまま終え、いい形で後半に。しかし、ここからが
悪かった。方針がハッキリせず、長崎の攻撃に受身に回る。守るか、攻めるかが見えなかった。

 この日はベンチワークもイマイチ。バテたノザを引っ張りすぎた。それでも投入された小野瀬がGKと1対1の
場面を作るが決められず。続いてジャンボを投入し、3点目を狙うかと思いきや、3人目の交代にカズを準備。
一転、逃げ切り狙い?と思わせた瞬間。セットプレーからのカウンターを受けて失点。2-2になってしまった。

 じゃあ3点目を狙いに・・・となるが、交代はそのままカズ。前線に運動量、スピードが欲しい状況だったのに、
これはどうだったのか。チグハグな状態のまま、それでも終盤は攻め込むが決定力を欠き試合終了。
これで3試合勝利が無く、残り7試合で勝ち点8では、プレーオフ進出はほぼ絶望の状況となった。

 この重要な時期に、2-0から勝ち切れないのが現状の実力だと思う。特に2失点目はリスク管理の問題で、
ベンチワークから見て取れる迷いが、選手にも伝播していたように感じた。正直、勿体無いゲーム。
同じ引き分けでも、昨日のシーガルズは価値が高いが、こちらは負けに等しい。私的には落胆が大きかった。

 まあ、最後まで諦めずに戦うしかない。それが来期にもつながると思う。若い選手たちは経験を積み、
成長している。残り試合は、更なる成長を楽しみに見ていきたい。また、そうでなくては奇跡も起きないだろう。