ホーム・ニッパツ三ツ沢での京都戦は２－０で快勝。何度も書くが、一番勝って嬉しい相手なのだ（笑）
雨に濡れるピッチと強風の影響で、前半はお互いパスがつながらなかった。となると、失点しない意識が
高くなるのか、お互いの守備が踏ん張り、０－０で後半に。カズの交代が織り込み済みの後半、どんな手を
打ってくるか、と見ていたら永田投入。じゃあノムをシャドーの位置に？と思ったら、もっと奥の手があった。
右ＭＦジョンの１．５列目起用だった。ノムを右、永田を左に置く布陣で、これが見事にハマった。
ケンスケが相手ファウル（イエロー出た）で潰されるも、こぼれを拾ったジョンが縦に突破。中央へ折り返すと
イバがダイレクトで蹴りこみ先制。その後も、ジョンの縦への切込みが効果的でＰＫを獲得。イバが決めた。
交代で三ツ沢初お目見えとなった増山が、ドリブルの良さを見せたりと楽しめた。終盤は相手が交代のせいか
バラバラになってしまった面もあり、余裕のある戦いぶり。３点目も取れそうだったが、バーに当ててしまい
試合終了。それでも勝ち点３を積み上げ、再び上位集団に食い込むことに成功した。
この試合そのものも良かったが、見事だったのは前節のアウェイ福岡戦だったと思う。天候急変による遅延、
苦手な相手＋アウェイであっても勝ち点１を取ってきたことが、この日の勝利につながった。やはり、連敗を
しないことはチームの勢いを削がないために重要。まさに「次につながる試合」の典型だったのではないか。
今年は戦い方こそ地味だが、確実に昨年からの上積みができていて、隙のないチームになりつつある。
前半戦で、できるだけ勝ち点を稼ぎたいし、それができそうだ。町田戦も楽しみ。
