横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

苦しくったって

 今年唯一の水曜ホーム開催、讃岐戦は2-1で勝利。単独首位に浮上した。結果は最高だったが・・・

 右SBに前節同様、新井(三ツ沢デビューおめでとう)。中里が欠場で寺田をボランチに配した先発。
開始早々、相手ハンドからのPKをイバが決めて先制。これは幸運で、過密日程の中、精神的に楽な展開。
主審のジャッジが微妙で、ストレスが溜まる状況だったが、前半を何とか1-0で終えることができた。

 後半、讃岐がギャンブルを打つ。1人交代でスタートしたかと思いきや、25分までに3人を投入。一方、
意表を突かれたか、交代のない横浜。そしてこの博打が当たる。徐々に押し込まれる中、ロングスローからの
こぼれを蹴りこまれて失点。ノザを準備している最中の、なんとも間の悪いやられ方だった。

 勝ち越しを狙う横浜は、ジャンボも投入して前線に圧力をかける。効いていたのはノザで、疲れで運動量が
落ち始めたところに攻守で奮闘。流れを引き戻していた。そして引き分けが頭をよぎる時間帯に、主将が
魅せた。ケンスケの芸術的ループシュートが相手GKの頭を越してゴール。最後はナベを投入し逃げ切った。

 苦手・讃岐相手に勝ちきったことは評価できる。選手の頑張りだ。一方で、ベンチワークの遅さは気になる。
失点する10分ほど前から、嫌な空気が漂っていた。連戦の疲れで、運動量の差をいなすのが難しいのだから、
相手の打った手には、早めに対処すべきだったと思う。今回は勝てたが、相手によっては厳しくなるだろう。

 この日の収穫は新井で、勿論、まだまだの部分はあるけど右SBの戦力が厚くなったのは心強い。まだまだ
先の長い戦いに、こうした材料はもっと欲しいところ。その意味では、ノム、ジョンのポジションにも厚みが
出るといいが、現状、ノザくらい。増山には期待しているが、なかなか使われないのは何故だろう。

 また、ボランチも同じ懸念がある。ケンスケと中里が鉄板だけど、不在時の候補が寺田だけでは層が薄い。
怪我や出場停止の問題が現実化している今、監督の言う「ピーク」を実現するためには、解決すべき課題。
ゴルゴの出番があるか?他の選択肢があるのか?近々、答えが見られるのだろう。