よく見たら、今年はまだ記事を書いていなかった（笑）年初はやはり、希望に満ちた？内容にしたい。
今期は意欲的な補強をしている横浜。まだ予定の案件もあるが、それも込みで。ポジション別に、今年の
陣容を展望してみた。（システムは４－２－３－１）
・ＧＫ（評価◎）高丘、南の実績あるコンビに山本が加わり、レギュラー争いが活発化した。良いことだ。市川は
これからだが、３人の内、誰が開幕戦のピッチに立つのか、とても楽しみだ。高丘は昨季の経験を活かし、
飛躍できるか？ここに注目したい。
・右ＳＢ（評価○）昨年、やり繰りに苦しんだポジション。小宮山は抜けたが、ジェフから即戦力の北爪を獲得。
藤井、新井と層が厚くなった。昨季のように怪我人が出ると苦しくなるが、若返ったこともあり無用の心配か。
２年目の新井は、成長を見せる年であってほしい。藤井はＣＢに回る可能性もあるか。
・左ＳＢ（評価○）田所、永田の２人が健在。ここに新加入の武田も対応可能で、昨季より厚みが出た。ただ、
永田は怪我明け、武田は昨季の出場なし。序盤戦は田所に頼るしかなく、アクシデントが怖い。
・ＣＢ（評価○～△）キャラは不動の存在として、相方が難しい。渡邊、川崎は怪我がちでシーズン通じての
活躍は難しいか。復帰のスンジンに期待したいが、外国人枠の問題がある。となると、藤井のＣＢ起用も
可能性が出てくる。私的には、堅い守備こそＪ２を勝ち抜く良策と思うので、スンジンを起用してほしい。
西河をレンタルで出したことが、マイナスにならないといいが・・・
・ボランチ（評価◎）ケンスケ残留が最大の補強か。中里とのコンビは安定感あるが、長いシーズン、第三の
男が必要だ。候補は愛媛から加入の渡邊一仁と石井。石井は監督のお気に入りのようだし、今年は出番が
あると見る。渡邊は中里と先発を争う存在で、昨季より厚みが出たのは間違いない。
・両サイドＭＦ（評価△～○）野村、ジョンだけなら◎だが層が薄い。獲得が噂される松井大輔が加わって
ようやく、といったところ。ＳＢの人材を持ってくる戦術もあろうが、やや心細い。若手の齋藤、山本凌も
チャンスあるか。
・トップ下（評価○）レドミが不動の存在だが、松井大輔が加入すればバックアップになる。場合によっては、
ケンスケを１列上げる手もある（ボランチが安定していれば）。意外に層が厚い印象。１．５列目として、
中山や新加入の立花を使う手もありそうだ。カズもこのポジションか？
・１トップ（評価○）イバの残留こそが最大の補強。ジャンボが抜けたのは残念だったが、町田から戸島を
獲得し、若返りとなった。１トップタイプはこの２人だけなので、出場できない場合は２トップ採用になると見る。
（総評）若返りを図り、弱点（層が薄い）ポジションには出来る限りの補強をした。恐らく、ここ数年では最高の
陣容だろう。となると、未知数なのは監督及びベンチ入りスタッフ。Ｊ２での経験が乏しく、上手く対応
できるか？が不安材料だ。うまくやれば昨季同様のロケットスタートも可能だが、下手を打つと、逆に
苦しむ序盤戦かもしれない。カギになるのは守備の安定。昨季は中盤戦から崩れていったが、それを
フルシーズン我慢できるか？前線の攻撃力はあるので、まずは失点を減らしたい今季だ。
