横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

慎重ではなく、消極的では?

 ホーム三ツ沢での栃木戦はスコアレスドロー。これで5試合勝利なし。ホームでは5戦1勝という寂しい現実が
一番の不満で、前監督がホーム勝率高かったことを思い出すと、もっと勝ちに拘って欲しい。

 CBが怪我で壊滅状態だったようで、唯一無事なスンジンが中心の3バックとなった。守備時は5バック気味で
フォローする考え方は良いと思うが、両ワイド(武田、北爪)の体力負担が大きい。暑さもあって、交代時期が
ポイントと見ていたら、結局、最後まで交代枠を1つ余らせていた。この采配には皆、首を傾げたはずだ。

 しかも、2枚目交代のノムを出すのが遅い、遅すぎた。残り5、6分しかないのでは厳しい。相手は前半、かなり
飛ばしていたせいもあって後半30分には足が止まっていた。このタイミングで交代しておけば、もっと相手を
追い詰めることができたはず。ATに相手DFが1人退場となったが、それも早まったかもしれないのだ。

 どうも、タヴァレス監督は事前に立てたプランや、戦前の彼我の状況に拘りすぎているのではないか。守備に
不安があって、攻めに出ることを躊躇する気持ちも分からないではない。しかし、ゲームは生き物。状況は、
刻一刻と変化する。アウェーなら慎重になるのも理解できるが、ホームで勝てるチャンス到来と見たら、もっと
思い切り良く勝負に出るべきではないか。少なくとも、この試合でビビる要素は無かったと思うし、この程度で
ビビるようでは、この先、勝ち点3を得るのは容易ではないし、上位進出など語れるはずもない。

 沢山の選手を試したり、システム変更も対応できる点は評価する。が、勝負師としての現場采配には疑問が
多い。今年昇格する気が無いのならば、よいチームを作れる監督かもしれない。ただ、クラブとしてそれでも
よいのか?昨年、前監督を解任してまで据えた現監督なのだから、結果に拘ってほしい。特にホームでは。