横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

また繰り返すのか

 http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=jleague&a=20071216-00000029-spn-spo

 やはり、というか遂にこの話題が来た。新人王候補にまでなっているのだから柏、東京Vが興味を
示すのは当然である。それよりも問題なのは…

 今年の年俸が1000万円(推定)だったという事実だ。菅野は若いので移籍係数が高い(8)。
だから、J1に昇格した段階で、菅野にもう少し高い年俸を出しておけば移籍金は高騰し、他球団が
尻込みする金額になっていたのだ。

 今になって慌てて、2.5倍増の年俸2500万円を提示しているようだが、例えば今年の年俸を
1500万円にしておけば、移籍金は500×8=4000万円多く入ったことになる。また、J1
チームは1500×8=1億2000万円の移籍金を用意せねばならず、菅野の獲得を断念したかも
しれない。

 何が言いたいのかといえば簡単で、「フロントの見る目の無さ」と「目の前しか考えていない」という
事実だ。菅野がJ1で活躍すればオファーが来ることは十分に想定できた。というか、菅野の実力を
知っていながら、この危険性を軽視した。このことが、私を失望させるのである。

 菅野は間違いなく、横浜の中心選手であり今後長い年月にわたって正GKを務めてもらうべき存在。
その彼を軽く扱ってきたツケが来た、といわざるを得ない。せっかく横浜で育った「生え抜き」を
こんな簡単に奪われてしまいそうなことは、正直、残念である。

 勿論、菅野には感謝で一杯である。ここまでのプレー振りは正に「ハマの守護神」であり、文句の
つけようがない。だから彼がJ1でプレーしたいという意向も尊重したい。それだけの選手なのだし。

 今後、彼の選択を受け入れると共に、これからの横浜FCが、こういったことをどうやって防止
していくのかを厳しく見ていきたい。昨年もアレモン、アウグストに払う金を惜しんで貴重な戦力を
放出した。もう、こんなことはこれで最後にしたい。