横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

水を運ぶ選手

 とはオシム代表監督の表現。要するに、ハードワークを黙々とこなし、他の選手のカバーや
サポートに骨惜しみせず、汚れ役も厭わないという最も地味だが、チームに絶対必要なタイプの選手を
指している。
 
 今の横浜FCを考える。こういう選手がいるだろうか?山口が最もそれに近い役割をしてきたと
思うが、最近は体力的な問題がありフル出場できない。彼が退いてからの時間帯に失点しているのは
無関係ではないような気がする。
 
 私が考える、横浜FCでの「水を運ぶ選手」に最も近いイメージはヨンデだ。今はCBの中心なので
絶対に外せないが、この夏場のキツイ時期に最後まで頑張れる気持ちと体力、そしてプレースタイルと
全ての要素を備えていると思う。
 
 現状、山口が退いてからの時間帯にヨンデをボランチにあげていることは、極めて妥当な采配だ。
しかし、流れを相手に一度渡してしまうと如何にヨンデといえども大変だろう。これからの試合では、
ヨンデをボランチにあげるまで(=山口を下げるまで)にどこまで我慢できるか、相手に流れを
渡さずにいけるかが重要だと思う。

 本当の本当は、CBを早川と誰かにして、山口とヨンデの2ボランチにできれば、かなり守備が
安定すると思う。現状、山口の相棒(内田、吉野など)があまり活躍できていないことを考えると、
ボランチのベストコンビなのではないかと私は考えるのだが。

 こう考えた時に、軍曹がいてくれればなあ…と思ってしまう。秋葉、室井がヨンデをボランチ
追いやる?くらいになってくれれば最高にいいんだけど。これから上位陣とあたっていく中で、
最近の試合後半のようでは守備が支えきれなくなるかもしれない。本当の意味での総力戦はもう
目の前だ。