台風で火曜日に順延となった、三ツ沢での金沢戦は3-2で逆転勝利。
相性の良くない相手に、後半ATでひっくり返すという劇的な幕切れだった。
攻撃は悪くなかった。風上に立った前半に先制し、その後も決定的なシュートを
放つ。しかし相手GKのセーブがとんでもなく素晴らしかった。2、3点分は
防がれたか。そして、そこから流れは相手のものに。同じようなパターンの
セットプレー2発で逆転されてしまった。2回繰り返したのは反省材料だ。
所謂、負けパターンにハマりつつあった横浜を救ったのは、またしても草野。
交代出場ながら、泥臭くゴール前で押し込み同点。そして最後はPKも自分で
獲得し、決めてしまった。もう「伏兵」ではない(笑)
表題はラグビー用語で、サッカーで言うところのベンチメンバーを、こう呼ぶ
とのこと。試合の流れを変えられる、というポジティブな意味も含んでいるの
だろう。確かにこの試合での草野は大きな「インパクト」を与えてくれた。
残り試合でも大いに期待したい。
いつの間にか18試合無敗、と記録を更新している横浜。この試合のように、
負けそうな時も粘ってきた証だ。負けないことはチームに勢い、雰囲気を
与えてくれる。次の京都戦も大一番だが大丈夫、流れは我にあり、だ。