J1に復帰した今年、まさか7月に最初のリーグ戦記事を書くことになろうとは。
ホーム三ツ沢での仙台戦は1-1でドロー。とにもかくにも、現地観戦できた
ことを喜びたいと思う。できればビールを飲めるようになりたいが(笑)
昨年とは、先発もシステムも大きく変わった横浜。監督の志向するサッカーが
背景にあることは言うまでもない。ポゼッションと運動量重視ゆえに、若手が
起用されているのは納得だが、チーム作りの道半ばであり、課題も多い。
試合としては六反の負傷交代が痛かった。GKからのビルドアップを目論む
チームだから、起点となる選手の違いは大きい。最初はいいが、選手交代や
運動量低下などの要因が成功率を下げていった。不運だったが仕方ない。
ただ、昨年よりパスワークは格段に向上した。監督の狙いは実現しつつある。
最後の崩しの部分はまだまだ、だが今後、良くなる可能性は大きい。一美と
コウキが攻撃の中心だが、松浦も好調だし、松尾も今後、出番が増えるはずで
伸び代がまだまだ多い。
一方、ベテラン勢の姿が無いのは寂しいが、いずれ出番はある。
彼らの経験、技術が必要になる時期は必ず来るはずだ。
5ヶ月間待たされた分、ここからが濃厚なのだし、ゆっくり待とう。
今年は降格がない分、最終戦まで思い切った采配ができるのは強み。
勝ち点を積極的に取りに行って、目標の10位以内を達成して欲しい。現状、
無失点試合がないので、なかなか勝ち切れないがJ1のサッカーに順応
していけば、いずれ守りきれる試合もあろう。次の相手は天敵・川崎だが、
ここでいい試合をすれば自信にもつながる。本当に楽しみだ。