ホーム三ツ沢での神戸戦は2-1で逆転勝利。今季初のチケ完売に
応える見事な結果となった。
お互い、主力を欠いてはいたが若手が躍動する面白い展開になった。
ベルギー2部移籍の話が出ているコウキだけは、相手SB西に封じられ
良さが出なかったが、一美、コウスケ、瀬古、中山の活躍で補った。
前節の大分戦は後半に失速したが、この日、それを防いだのは横浜が
誇るレジェンドの1人=レドミだった。カウンターで常に相手の脅威に
なり続け、ペースを渡さなかった価値は高い。勝因のひとつといえる。
もうひとつの勝因が、もう一人のレジェンド=カズ。ピッチに立つと、
三ツ沢の空気が一変。刺激された瀬沼が相手ボールを奪い、安永の
決勝ゴールへとつながった。人間がやることだから、こういう計算外な
プレーも出現する。サッカーの醍醐味のひとつだ。
伊野波が前半で交代、は気になる材料だがマギ、レドミが復帰して
戦力アップしたことは間違いない。残り試合に向けて明るい材料だ。
これで8勝目。何とか10勝まで辿りつきたい。達成すれば来期への
大きな自信になるはずで、モチベーション高く戦えそうだ。