ホーム三ツ沢での長崎戦は1-0で勝利。ベストメンバーが揃えられない
状況で、強敵に勝てたのは大きい。
前節と同じ先発。しかし、クレーベ不在で控えFWを1枚減らした状況で、
「打ち勝つ」感じではないかな、と試合前は思った。札幌流は先週よりも
こなれていた感じで、やはり公式戦で煮詰めていくのは重要だ。
前半は相手が札幌流に戸惑ったのか、横浜ペース。そんな中で、期待の
背番号8=コウスケが左足を振りぬき、ミドルを突き刺す。彼の長所が出た
得点だった。守備やパスワークではまだまだだが、本人がインタビューで
自覚していると語ったので、今後はよくなると期待したい。
よく見ると、先発全員が20代。札幌流はピッチを広く使うからか運動量が
必須のようで、ベテランが起用されない大きな理由だと思う。そんな若者中心
でも、後半は暑さのせいかバテてしまい相手ペースに。それでも交代を
うまく使い、最後はベテラン高橋投入で落ち着かせ逃げ切り成功。連勝だ。
今年の札幌の試合や、昨年の対戦時の記憶を引っ張り出して研究中だが、
なるほど、ウチの3バックは札幌によく似ている。また、弱点も朧気だが見えて
きた。更に研究して確信が持てたら、色々と書くかも。
このサッカー、特殊なのでJ2で他に採用しているクラブは当然無く、従って
対策も立てにくいだろう。研究されるまでの間に勝ち点を重ねたい。そして、
苦しくなる時期までにガブリエウ、サウロ、クレーベには戻ってきて欲しい。
今年は日程も厳しいし、このサッカーは連戦だと消耗が大きそう。総力戦でないと
やり切るのは大変だと思うので、早く全員が揃うところが見たい。