ホーム三ツ沢での甲府戦は1-0で勝利。4試合ぶりの貴重な勝ち点3は、
チームにとって何よりの薬。
配られた青旗が一斉に振られる景色は素晴らしかった。
マルセロ
長谷川 小川
山根 ハイネル 和田 近藤
亀川 ガブ 岩武
ブローダーセン
立ち上がりはマルセロのパワーがいい刺激となったか、横浜が攻める。が、
近藤、マルセロの惜しいシュートが決まらず、徐々に相手ペースになっていく。
山形戦同様、4-3-3の相手にプレスがうまく嵌らない。
熱くなりすぎ黄紙を貰ってしまったハイネルを見切り、後半からコウスケを
投入。守備も整理されたようで、元気な山根の左サイドを使っていい形を
作り始める。が、なかなかゴールを割れず、逆に相手FWウィリアン・リラの
カウンターでヒヤリとする場面も出始める。
沈滞しはじめた空気を蘇らせたのは、近藤との交代で入った山下。プレーも
良かったが、大きなジェスチュアでバックスタンドの観客を煽る。これに呼応し、
スタンド全体からの大きな手拍子が湧き上がる。すると選手にも伝わったか?
後半40分に長谷川からのクロスを小川がヘッドで叩き込み、遂に先制。
試合後のスタンドは、青旗が青い波のようだった。
お疲れ気味の中村拓を休ませ、近藤も3連続先発。右サイドに拘らず、左サイドを
うまく使えたことが勝因だったのでは、と思う。イサカが不在で、近藤も特別指定
だから来月も借りられるのか?分からない。現状では左サイドのほうが攻撃の計算が
しやすいかも。両サイドが整えば、レベルアップした攻撃が出せる可能性も十分。
最後の伸びしろ(マルセロもそうか)として注目したい。