親、妹、従兄弟を連れ立って三ツ沢へ行った以上、いいゲームを見せて欲しいと
思ってはいたが、期待以上の結果を見せてくれた。選手、監督、スタッフの皆様ありがとう。
スタメンは水戸戦と同じ。勝った内容が良かったので変更せず、正面からぶつかる選択。
岩倉がベンチ入り。怪我から帰ってきてくれて嬉しかった。
開始直後は柏にチャンスが。特にＣＫから岡山がフリーでヘッドした時は「やられた」と思った。
しかし、最初の危機を脱したか？と思った前半５分、アウグストの個人技で中央突破からカズへ
スルーパス。落ち着いて決めて先制。これは大きかった。柏が眠っているうちに強烈なパンチ。
いい雰囲気を逃さず、アウグストが躍動しチャンスを作る。今度は左サイドからピンポイントの
クロス。城がＤＦに競り勝ちヘッドでゴール！何と前半１６分で２－０。あっさり２点差とは
柏もさすがに想定していなかっただろう。
この時点で、試合の流れ、スタジアムの雰囲気は完全に横浜ＦＣのものになった。唯一、
主審だけが妙なジャッジを双方に向けて連発し、完全に浮いた存在になっていたが（笑）
池田さんには、もう三ツ沢では笛を吹いて欲しくない。試合のコントロールができていないよ。
後半、中島がシミュレーションで２枚目のイエローを食らって退場。しかし、この時点で
柏にももう、力が残っていなかった。カズ→岩倉でＳＢ起用した高木監督の采配も素晴らしく、
無事にタイムアップ。三ツ沢を包む幸福感は、軍曹の万歳三唱で最高潮に。
勝因を考えてみると、まずは高木監督が「昨日の柏」の状態を読んでアウグストをスタメン
起用したことが挙げられる。横浜ＦＣのほうが断然、コンディションで勝る状況だったことを
最大限に活かした。下手に引かず、強気に出たその判断を賞賛したい。
そして、その期待に「前半５分で」応えたアウグスト。これはさすがの監督も読んでいなかったと
推察する。私も最初の１５分は柏ペースになり、そこをしのげばやれる、と考えていたから。
柏が手ごたえを感じはじめていた、あの時間に個人技で完璧に崩したことが相手にとっては
さぞ、大きな精神的ダメージになっただろう。体力面で劣る昨日の柏が、精神面でダメージを受けては
勝てる道理がない。
最後に守備陣の安定。危ないシーンもあるが、水際で粘って失点しない。
以前より球際で強くなっている印象を受ける。技術だけでなく、精神面での粘りが出てきたのか。
未だ２失点、監督交代後は１失点とは…最大限の賛辞を。
次は仙台戦、あのアウェーの雰囲気が嫌なものではあるが、経験のある選手が多いことだし、
今のチーム状態なら恐れることは無い。監督、選手は自信を持って臨んで欲しい。
中島が出場停止だが、１週間かけてＤＦ陣の準備をすれば問題ないと思う。
４連勝、何ともいえない快感をしばし味わいたい…
