既にmotoさんに先を越されているので、書きにくいが（笑）、次は夜の部＠等々力で、
川崎Ｆ対ＶＦＫ（何でこう呼ぶ？ヴァンフォーレ甲府）戦を見た。
ＪＦＬの試合を見た数時間後にＪ１を見ると、そのレベル差に愕然とする。全ての面において、
Ｊ１が上なのは言うまでもない。一言で違いを表すと、Ｊ１のほうが「洗練されている」だ。オシム
監督が、「エレガント」という表現を使うが、ぴったりの表現だ。皆さんも、欧州ＣＬや、Ｗ杯の
サッカーを見ると、Ｊ１より洗練されている、と思うでしょう？その感覚と全く同じである。
そう考えると、どんな理由こそあれ地域リーグにチームに負けた、この間の天皇杯には改めて
ガッカリする。横浜ＦＣサブメンバーの戦いには２ランク差の「洗練」を感じなかったから。
試合は２－０で川崎の勝ち。しかし、この試合に限って言えば川崎Ｆは妙に守備的で、今までの
攻撃的なアクションサッカーは見られなかった。motoさんの言葉を借りれば「こんなにつまらなかった
っけ？」になる。その通りかな、と思う。もっとも、ジュニーニョが絶不調だったことも大きいか。
怪我明けでやむを得ないけど、彼が普通にプレーしていたら４－０だっただろう。
我那覇の２得点も、甲府の凡ミス（ＤＦ、ＧＫ）が理由なので、見ていて感動するようなものでも
なかった。（勿論、川崎サポには嬉しいはずだが）私個人としては、甲府の３トップがどのように
機能するのか、に興味を抱いていたが、あんなにＤＦ陣がミスを繰り返しては、どうしようもない。
その３トップも、川崎が森を下げ気味にして対応するようになってからは、あまり機能せず。
Ｊでは少ない戦術、もう少し柔軟性がないと厳しいか。motoさんの言うように、２トップと
臨機応変に使い分けることができれば、もっと良くなると感じた。９０分間の３トップではＭＦが
持たないんじゃないか？
しかし、川崎Ｆ相手に大型補強もせず、それなりにやれる甲府には一定の評価をしていい。来年、
横浜ＦＣがＪ１に上がれたら、あんな感じで川崎Ｆ相手に試合できるだろうか。
最後に、川崎Ｆの１００ｍビッグフラッグと１４０００人の観客には脱帽。Ｊ１から落ちた後は、
しばらく観客も少なかったのに。（今の横浜ＦＣと同じくらいだった）やはりＪ１にいるということは
凄いことなのだなあ…
