横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

磐田に快勝

 2-0で完封。収穫が多い試合だったと思う。2トップにしたことをその理由に分析するサポが
多いけど、それだけでもなかったのでは?自分の感想は以下に…

・菅野、凄い反射神経と身体能力。ゴン中山のシュートを止めた一連のプレーはまさに「ネ申」!
・CBコンビは問題なし。林の1トップとは、アジウソン監督の意図がわからんかったけど。
・右SBの和田は攻撃参加で良さを見せた。左足のアーリークロス、いいキックだった。
・左SBのトモキチは前半こそ自重気味も、後半は上がっていいプレーを見せた。一安心。

ボランチの根占は、スタメン有力候補にのし上がってきた。山口の不在時もこれで目処が立ったか。
・滝澤も、昨日は素晴らしい突破とクロスで好アシスト。あれが持ち味なので、引き続き頼む。
・奥は右サイドでプレーも、工夫した動きが光った。2点目のループシュートは落ち着きありすぎ!

・シウバ、ついに横浜初ゴール。喜び大爆発(笑)よく走り、守備もする。これからも期待大だ。
・難波は精力的!の一言。昨年の城がこなした役割を受け継いだようなプレー振り。次節も使うか?

 磐田の不出来+怪我人続出という条件を差し引いても、昨日の試合は選手達が楽しそうにやっていた
ことが印象的な、いい試合だった。戦術で見ると、2トップの運動量で守備陣の負担を軽減し、攻撃
では奥が右サイドに固執せず、中央に流れてくるプレーが実に巧妙だった。

 奥が空けた右のスペースは難波、シウバ、和田がうまく使うことで守備のリスクも管理。磐田の
マークは混乱していた。奥が中央に現れた時にチャンスを作る。これは今後も使える戦術だろう。
中盤の底を引き締めた根占の存在も大きかった。山口ともヨンデとも異なるタイプで、両方と組める。
懸案だったボランチの選手層が厚くなったことは、大きな収穫だった。

 次節は首位・名古屋戦。果たして2トップで行くのだろうか?久保には難波、シウバのような守備は
期待できないし、しないほうがいい。その上で、2トップもしくは2トップ「気味」でやるのなら、

     久保 
       難波
 滝澤         奥
    ヨンデ 山口
 
 のFW+MF構成がいいのではないか。難波には局面に応じて中盤に引いてもらったり、サイドに
流れて奥とポジションチェンジをする。このほうが前線にボールが納まり、結果として守備陣の助けに
なるかもしれない。で、後半まで同点で行ければ疲れた難波→シウバの交代でもう一度活性化させる。

 勿論、4-4-1-1で臨むことも十分考えられる。その場合も、前線でボールを納められるような
何らかの工夫が必要で、監督も策を用意してくるはず。昨日の試合、監督はどう捉えたんだろうか…