昨日、愛媛が浦和に勝った。快挙だ。おめでとう、と言いたい。でも本音としてはタイトルの言葉＋
「厄介なことになった」だ。
もし浦和が勝っていれば、土曜の試合でウチを多少なりともナメてくれたと思う。釣男のインタビュー
でも、そんな言葉が聞かれていたからだ。しかし浦和の聖地・駒場でＪ２下位チームに敗れた、という
現実がそんな雰囲気を吹き飛ばしただろう。
第一、もう浦和サポが許さない。「格下だと思って…」、「天皇杯だと思って…」という怒りは、
土曜まで確実に残っている。だからＪ１ダントツ最下位が相手だ！といっても、もう気の緩みを見せる
とは考えられないのだ。
そして何より、メンバーが違う。ポンテ、ワシントン、阿部らは久しぶりの「中１週間休み」という
いい状態で出場するのだ。水曜の浦和より１．５倍は強力になるはず。水曜の結果は全く、アテに
できない状況なのである。
やはりサッカーの神は横浜ＦＣに、チャンスという名の一大試練を与えてくださったようだ。恐らく、
今年１年のリーグ戦で最も「勝つことの難しい相手」になるだろう土曜の浦和。結果はわからんが、
こんな痺れる試合、本当に来年への財産になるだろう。クラブにも、サポにも。
そしてこの厳しい経験が、天皇杯で活きるはず、と思うのだが…
