横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

「個」の力

 徳島戦は2-0で勝利。久しぶりに開幕戦で勝った。勿論、嬉しい!のだが試合の印象はタイトルの
通りである。所謂「いいサッカー」をしていたのは相手だったから。山卓のスーパーミドル、アンデの
振り向きざまシュートは「J1級」だったが、チームとしてのパフォーマンスはJ2だったと言える。

 ここを読んでくれる方なら皆、同じ感想を持ったと思うが今日の横浜は余りにも単調な攻め=縦ポンが
多く、中盤のゲーム構成力やSBの効果的な攻撃参加は見られなかった。アウェー、連携不足といった
要素を差し引いても私には「監督がやりたいサッカー」の姿がわからなかった…

 特に気になったのが両SBである。左のアツは正直言って勿体無い感じがする。球に触る機会が
少なく、持ち味のキープ力を活かしきれていないのではないか?サイドチェンジは効果的だったが、
あれは中盤の位置でもできる。今日の中盤5人はポゼッション向きの選手が少なかった(タッキーくらい
かな?)ので尚更「アツがいれば」だ。中盤でキープできなければ、SBも上がりにくかろうに。

 右のヨースケは気合が空回ったか?デキは良くなくて相手から狙われていた。彼は上下動を繰り返す
スタミナが持ち味と聞いているが、今日の試合展開ではそれも活きない。その意味でも、津並監督が
真っ先に交代させたのは正しい采配だったと思う。

 新加入選手達は、おおむね期待どおりだった。エリゼウは慣れればもっとよくなりそうだし、須藤、
八田、長谷川、吉本らは持ち味を出せていたと感じた。小山は…怪我に気をつけてね。そしてFWの柱
アンデには「年間20得点」を期待したい。

 まあ勝利でスタートできたのは選手や我々サポの精神衛生面?によろしいことだ。今日出てきただろう
課題を修正して、ホーム開幕戦に臨んでくれればいい。湘南は強敵だ。その相手に「目指すサッカー」を
表現できるか?それを最大の楽しみとして、日曜を待つ。