単純に考えてみた。ここ4試合は1失点しかしていない。これは勿論、スタメンを第一クール型に
戻したからだ。ということは当初の目的だった「リセット」は既に達成できているんじゃないか。
結果こそ伴っていないが、守備を堅くすることは再現できたわけだ。
同時に、攻撃に課題があることも再現されている。これは監督の想定外なのかもしれないが、現実だ。
ではこの先、横浜FCはどう進むべきなのか。仮説を立ててみる。
∥莪譽ール型のスタメンで、得点力アップを目指す→2トップの決定力と連携熟成を待つ
第二クール初期型(アツを中盤に上げる)で得点力アップを目指す→中盤の構成力向上を狙う
A瓦異なるやり方を試す→システム、スタメンの大きな変更を含む
はこの時期にやることではないだろう。(といっても07年の横浜はこれをシーズン後半にやった
わけだが),△瞭鸞鬚箸覆襪韻鼻△修譴召譴亡?召班坩造同居する。
,呂海裡柑邱腓任錣るように、なかなかうまくいっていない。スタメンの固定は連携の熟成を産むが
今のスタメンは余りに平均年齢が高く、連戦がきかない。また、経験豊富な選手が揃う割には、連携の
成熟が進まない。遅すぎる。
また、アツのような「攻撃力はあるが運動量に不安のある」選手をSBに置くのは「本筋」じゃない。
彼は今月の24日で「34歳!」になるのだ。ハッキリ言うが、こんなベテランをSBで起用する
チームなど他にはない。アツの技術はもっと前で使ってこそだろう。皆、わかっていることだと思う。
では△砲發Π貪拂戦するのか。前回はエリゼウ不在で崩壊したが、今回はCBに彼を置くことで
守備とのバランスが取れる可能性はある。が、この場合の問題は「アツのポジション」となるだろう。
左MFで使いたいが、そこにはSB太田との相性も良いタッキーがいる。このラインは大事にしたい。
ではボランチか?そうなると今度はボランチの相棒が問題だ。アツが攻撃に出た時、中盤の底を
シッカリ守れる選手が必要だが、適任者が…エリゼウがいいのだが、彼はCB。早川をCBに入れて
エリゼウを上げる手もあるが、現状、早川の状態はそれほど良くなく、やや不安が残る。
個人的には、△鬚笋辰突澆靴ぁメンバーとしては、
難波 アンジー
タッキー ?
アツ 山卓
太田 エリゼウ 八田 ヨースケ
GK
がいいかな、と。右MFだが、絶対的存在はいない。カズが好調ならいいが、他の選手が浮かばない。
守備ができる選手がスタメンにはいいので、池元やヨンチョルでは心もとない。根占も本職じゃない。
トモキチあたりが奮起してくれればいいのだが…
第二クールでやっていた1ボランチではなく、ダブルを前提にアツを中央で使うしか得点力向上の
方策がないのでは。タッキー⇔アツ⇔太田は「黄金の三角」に発展する可能性を秘めているので、
この布陣では、左サイドが攻撃の中心になるべき。ヨースケはアツからのサイドチェンジを受ける時に
上がるが、むやみに突進しない。こんな形はどうだろうか。
個人的には、第一クール型では将来性がないと思う。少々、守備のリスクはあっても得点できる戦術を
選んでもらいたい。アツやカズやアンジーは、いつまでウチに居てくれるかわからない。そんな選手達の
「個」に頼るサッカーでは来年などない。
ウチは「ボカ・ジュニアーズ」ではない。継続して「個」に優れた選手を獲得する資金力もない。
個を生かすこと自体は悪いことではないが、戦術によって「個の力」が充分に引き出されていなければ
宝の持ち腐れ。個の力に目を眩ませられて、本質的な問題を見失わないように応援していきたい。