昔は書いていましたが、久しぶりに毛色の違うことを。昨日ちょうど、
世紀の〇〇が日本中に報道されたのを見たので。今週末は選挙なのにね。
私の競馬の記事を見ていただいている方々なら、私がこの国をどういう風に
捉えているか、は伝わっていると思います。ですが、政治に関しての
具体的主張は書くつもりがありません。判断は個人がするもので、この時代、
その材料はいくらでも落ちています。
後は、「どこを、何を」見ているか。というか、「見る」の次の段階に
進めているかだと考えています。「みる」を変換してみてください。
色々出てきますよね。
国政選挙の投票率は60%程度ですが、20代は30%程度だそうです。
つまり、選挙の観点に限って言えば政府=与党にとっては20代の人は、
60%超の投票率がある高齢者に比べれば「半分の価値しかない」のです。
となれば当然、政策は2倍以上の価値がある高齢者向けが中心になります。
酷い話のようですが、一定の理も存在し、完全否定もできないでしょう。
政府は「投票しない人」のことは何も考えません。「参加していない人」は
彼らからは「見えない」のですから。権利があるのに参加しないんだから、
何をされても文句を言うな、という理屈が根底にはあります。
(選挙権の無いこどもは、文句を言っていい)
となると。政権与党が最も恐れること、それは?「投票率が上がる」ことです。
それはつまり、見えない人間が流入する現象。彼らは何を考えているか解らない
(見えない)ので、自分たちの制御、アプローチが効かない。端的に言えば
「票が読めない」となるわけです。
長くなりました。私が書きたかったことは表題の4文字だけです。
白紙でもいい、誰の名前でもいい。それをすることです。しない人は
この国の政府、与党にとっては「幽霊」であり「存在しない人」です。
その人達の希望も、不満も、永遠に表には出られないのです。
結果にすぐには直結しないかもしれませんが、少なくとも伝わるものは
あります。この国がこのままでいいのであれば、何もしなくてもいいですが
40%近くの人間がそう考えているとは、私には想像しにくいので、
こんなことを書いてみました(らしくないかな・・・)。