横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

首相交代

 菅直人新首相が誕生した。鳩山さんは1年持たずに降板。何と言うか、だが…
 
 鳩山さんには期待していた部分がある。それは我々庶民が嫌っているであろう「超裕福な人」であるという点。
お金持ちは、自分の政治基盤(=資金集め)確立のために特定の団体に活動資金を依存しなくてすむ。つまり
「しがらみから開放されて動ける」人だろう、と考えていた。しかし実際は…だった。もう少しリーダーシップを
とって、しがらみを言ってくる人間を跳ね除ける力があると思っていたが残念だ。
 
 普天間の件は、首相が口に出した以上、国民に対する約束なので守れなかった時点でやむを得ない。
そもそもこの問題は、日本が抱える最大の問題のひとつで、政権が変わったからといって即、解決できるはずも
ない。米国という交渉相手を動かせなければ話は進まないのだから、首相だけを責めても何の解決にも
ならないことは、我々国民こそが、今後も肝に銘じておくべきだ。
 
 課題は山積みの日本だが、菅首相は過去に薬害の問題で官僚達を動かしてきた実績がある。行動できる
政治家としての期待がかかる。日本という国が、21世紀をどうやって乗り切っていくのか。国家100年の計、と
いう言葉があるが、まずは日本をどうしたいのか、どうあるべきだと考えているのか、それを聞かせて欲しい。
 
 国土が狭い島国に、1億3000万人もの国民がいる。彼らに今後も、贅沢な暮らしをさせ続けることは果たして
可能なのか?極東の島国は、外貨を稼がなければ贅沢ができるはずもないが、借金を大幅に増やし続ける
今の日本にその実力はあるのか?贅沢を続けたければ、国民は何をすべきか?いや、そもそも国民はそんなに
贅沢したいと、皆が思っているのだろうか?金持ちと貧乏人の差を拡大し続けた先には、国の繁栄があるのか?
今こそ、国民の真意を問うてくれ。そして、自らの考えを示せ。