今年最後の記事は横浜FCのことを。
最下位=J1降格で終わったシーズン、簡単に振り返りたい。
「補強の失敗」…昨年は若手中心で前線からの守備が機能し、ゲームを
作っていたが今年は何故か?方針を一転しベテランの攻撃陣を中心に補強。
一方で守備陣にはお金をかけず。これは完全に見誤った。
昨年からの継続性は無くなり、ゲームが作れず攻守とも中途半端に。
結果、開幕から未勝利で監督解任となった。当時のGMも退任したので
深くは追求しないが、クラブ自身が07年の失敗を忘れてしまったことが
最下位降格の最大の原因だろう。とても残念だ。
「成長」…シーズン途中の補強はうまくいき、J監督経験のないハヤも
出来る限りのことはした。若手は成長し、今オフでJ1に引き抜かれた
選手が多く出たことは、07年よりも現場レベルでは成長したといえる。
また、下部組織からも有望な若手が沢山育っている。クラブの財産として、
今後も育成を大事にして欲しい。
「来季に向けて」…今シーズンの反省からか、実績のある監督を招聘し、
若い選手中心で補強している。いい方向性だと思う。金満ではない我々が、
高額でベテランを補強しても未来がない。育てながら強くなる。それが
19年の昇格時でも発揮されたのは記憶に新しいところ。この路線を継続だ。
また新型ウイルスが蔓延しそうで、来季はどうなるか不透明な部分もある。
それでもできる限り、スタジアムに足を運ぼうと思う。無事に来季が開幕
出来ることを祈り、〆とする。
皆様、よいお年をお迎え下さい。