ホーム三ツ沢での神戸戦は2-0で快勝。後半戦初戦、首位相手の金星だ。
小川航、サウロが移籍したのにFWの補強なし、は不満だが・・・
マルセロヒアン
山下 伊藤
林 井上 和田 山根
マテウス ボニフェイス 岩武
永井
立ち上がりから猛攻を浴びる。久々のボニが試合勘の問題か、ファウルが多い。
空中戦は相手に分があり、2度の決定的なヘッドを許すも、バーに救われたりと
難を逃れる。前半は無失点なら十分、と見ていたら・・・井上のドリブル突破からの
ミドルシュートで先制。スーパープレイが飛び出し、リードして前半終了。
後半は攻めをいなせるようになり、神戸に焦りの色が。すると前がかりになったか、
浅めの守備ラインの裏に山下が飛び出し、見事にゴール。狙い通りの展開でリードを
広げると、相手の外国人アタッカーもシッカリ抑えて完封勝ち。今の戦術としては、
理想的な流れの勝利となった。
前半、守勢になったところを凌げたのと、井上のゴールが勝因なのは間違いない。
前節の広島戦も同様の展開で、勝ち点3目前まで迫ったことからも、この戦い方が
今年の正解だろう。一方で、カウンターに不可欠のCFWが駒不足なのは疑問で、
この日フル出場「せざるを得なかった」伊藤翔も、年齢的に夏場の連戦が厳しいと
考えれば、補強の必要性は疑いない。フロントの動きに注目だ。
先日、TVでインテル対パリSGの試合を見たが、インテルが正に、こういう戦術で
勝利した。サッカーはボール支配率だけでは勝てない。それは、なでしこジャパンも
現に証明しているわけで、どんな戦術でもチームに浸透させ、磨き上げることが一番
大事なのだと、改めて感じた次第。