ホーム三ツ沢でのセレッソ大阪戦は0-1で敗戦。スコア以上に勝ち点が遠い。
夏に5人放出したが、補強はなし。
山下 小川
林 井上 ユーリ 山根
吉野 ボニフェイス 岩武
永井
先発陣から「後半勝負」なのは見て取れた。その通りに我慢強く守る。結果、前半は
0-0でゲームプランどおり。ここまでは良い、100点をつけてもよい。しかし、
後半はダメダメだった。開始4分で右サイドを崩されて失点。プランは崩壊した。
福岡戦同様、ビハインドゆえに林を下げて近藤を右WB、山根を左WBに。しかし、
効果は限定的でいい形の攻撃はさほど増えない。早めにマルセロヒアンを投入か?と
見ていたら、後半22分まで引っ張る。相手も即、5バックにして対応してくると、
為すすべなく試合終了。攻守の噛み合わないままとなった。
監督のハーフタイムコメントは、「後半は攻撃回数を増やそう、出て行けるときは
出て行こう」だったようだが、結果的にそれが、後半立ち上がりの不安定さと失点に
結びついたのでは?と思った。いきなり、前からプレスに出ては剥がされてピンチを
迎えていたから。だとすれば、監督の真意が伝わっていなかったのではないか。
(攻撃の選手を投入したら)出て行こう、ではなかったのか。近藤、カプリーニ、
ヒアンを入れてからが攻撃の勝負どころ、が見ている我々のイメージでもあり、
実際のゲームプランじゃないのか?と。後半途中まで0-0なら相手も前掛かりになり
チャンスも生まれる。そこまでは耐えるのだ、と。
「伸びきったゴム」と以前に書いたが、攻撃陣から4人が移籍し、戦力、戦術の幅は
更に少なくなった。今の戦い方も相手にはバレているのだから、なおのこと徹底せねば
勝てないだろう。8月になってからの3試合は、スプリント数で全て相手を下回って
いる事実も見逃せない。このままでは次節・横浜ダービーも危ない。疲弊したゴムが、
プッツリ切れる危険性も孕んでいると思う。この1週間で立て直せることを祈る。