ホーム三ツ沢での湘南戦は0-1で惜敗。残留争いのライバルに敗れ、目標の
J1残留は限りなく難しくなった。
不動のメンバー、といえば格好いいが現実は駒不足なだけ。
マルセロヒアン
小川 カプリーニ
林 井上 ユーリ 山根
吉野 ボニフェイス 岩武
永井
前半は気持ちの入った、よい戦いをしていた。強固な守備ブロックを作り、相手に
シュートを打たせない。攻撃も少ないながら好機を作り、小川の惜しいシュートも。
0-0で前半を折り返し、後半への期待は高まっていた。
しかし、今季幾度も見てきた「入りの悪さ」がまたも。ミドルシュートを永井が
相手選手の正面に弾いてしまい、押し込まれて失点。相手ショートコーナーへの
対応がイマイチだったのが遠因だが、最初のピンチに失点してしまう勝負弱さは、
今季を象徴していた感じもする。
ここから反撃の強い意思が見られる、と思ったらむしろ、相手が勢いづいてしまい、
その雰囲気に飲み込まれてしまった。このあたりも残留争いを経験した選手がほとんど
おらず(岩武だけかい・・・)、メンタルのタフさが足りなかった。後半30分頃から
押し返しだしたが、ベンチに攻撃の駒が少なく(山下不在も痛かった)、迫力に
欠けた。ゴールを奪えず試合終了。99.9%、降格の辛い状況になってしまった。
この日は1万3千人を集め、雰囲気は最高だった。その中で負けたのだから、一切の
言い訳は出来ない。相手の方がタフだった。なりふり構わないファウルで止めに来た。
走行距離、スプリント回数も横浜を上回った。相手の方が死力を尽くした、といって
いい。残留への執念でも負けていた。
シーズン総括は終了後でいい。最終戦を見届けてから全てを考えよう。今はそれだけ。